いざ相手との交際を決めても、交際=結婚と考える人と、交際したからといって結婚を決めたわけではないと考える人、お付き合いする人と結婚する人は別だと考える人の3パターンがあります。それは、お互いの年齢であったり、交際時の状況であったりと理由は千差万別です。交際しているカップルごとに考え方はバラバラなのに、中には自分だけが先走ってしまい結婚までの人生設計を相手に押しつけてしまう人がいます。こうなると、結婚どころか今の恋愛関係が破局を迎えます。

付き合い始めで語ってしまっていませんか?

・将来欲しい子供の数/子作りのタイミング
あなたが大好きな相手であれば、「この人との間に子供が欲しい」と思う人もいるでしょう。しかし、交際を開始してそれほど期間が経過していないのだったら、まだ口にしてはいけません。もっと自由を謳歌(おうか)したい、育児に時間を取られたくない、子育てなんてまだ先……だと考えている相手にとっては、いきなりあなたは「重い存在」になってしまいます。

・貯金/節約
交際しはじめた頃は、食事、映画、旅行など、2人でいろいろな場所に出掛けて思い出を作りたがるもの。それなのに、「将来のために貯金しなくちゃ」「節約しなきゃ」などと規制されてしまうと、せっかく盛り上がった気持ちも萎縮してしまいます。もちろん、貯金をすることや節約をすることは必要なことです。でも、あまりにもそれを前面に出してしまうと相手も興ざめします。

お互いの気持ちが結婚という同じ方向に傾くまでは、適度に節約しつつも思い出を作れる方法を見付けて、今のデートを楽しむことが必要です。

・結婚の時期
大好きな相手と結婚して早く落ち着きたいという気持ちも分からなくはないですが、皆が皆そう思っていません。「いずれは結婚したいが、もう少し先でいい」「結婚するならもっと交際を続けてから」と思っている人が大多数を占めています。交際期間が浅いうちは、なおさらその気持ちが強いものです。

相手が「結婚はまだ先」だと考えているのに、「いつご両親に合わせてくれるの?」「どういう結婚式がしたい?」と、自分だけ浮かれているとしたら、もう少し冷静になってください。これ見よがしに結婚情報誌を読んだり、結婚情報サイトを閲覧したりしようものなら、相手から敬遠されることでしょう。

相手があなたを大好きで、いつかはあなたと結婚したいと考えているとしても、こうした行為があなたの結婚を遠ざけている可能性があるのを自覚しておいてください。相応の時期に、お互いの気持ちが固まってから結婚情報誌を読んだり、結婚情報サイトを閲覧したりしても遅くないのですから。

"既成事実"を作るには、将来のことまでよく考えて

中には、「既成事実を作って相手を完全に自分のモノにしたい」と思っている人もいるでしょう。もしそう考えるのなら、その気持ちを相手には絶対に悟られてはいけません。隙あらば"既成事実"を作ってしまおうなどと考えている相手とは、交際を続けること自体が恐怖となります。こうなると、恋愛は確実に終わりを迎えます。

また、今の交際が結婚にまで発展しなかった場合を考えると、双方が大きなリスクやダメージを背負うことになる可能性もあります。デキ婚は否定しません。しかし、もしも"既成事実"をどうしても作りたいという考えにとらわれているなら、将来のことまでよく考えて行動してほしいと思います。

<著者プロフィール>
坂田陽子
1977年、福岡県生まれ。20代の半ばから恋愛に関するカウンセリングを開始する。数多くの相談案件を解決した経験から、独自の恋愛論を展開し、各メディアで人気に。現在では、日本国内のみならず海外からも恋愛相談を受け、その相談件数は年間1万件以上にも上る。2010年にNPO法人・日本結婚紹介業協会との連携で認定資格「恋愛アナリスト」を制定し、恋愛に起因する悩みを持つ人を救済するための後進の育成も手掛ける。
坂田陽子の恋愛力アップ相談教室
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