【コラム】

PERSON

2 Dennis Hwang(Google) - 「ドラゴンボールやアトム、ドラえもんが好き」

井原久美子  [2006/06/12]

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インタビュー

選ぶとすれば「ドラゴンボール」や「鉄腕アトム」、それから「ドラえもん」が好き

ニューイヤーにワールドカップ、 レイチャールズの誕生日等々。ときおり変身してみせては、私達を驚かせるGoogleロゴ。この"Google Doodle(いたずら書き)"のデザインを、写真のチャーミングな青年---初作品はフランスの「Bastille Day(パリ祭)」---Dennis Hwang氏が担当している。

「Googleには2000年に、Webサイト運営のヘルプをするためにインターンとして入りました」
"本職"はGoogleのInternational Webmaster。大学ではコンピュータサイエンスを学んだ。と同時に、ペインティングやドローイングも専攻していた。
「僕が入った当時、Googleもまだ小さな会社で(※ Googleの設立は1998年)、全員が全員を知っているような状況だったんです。そんな中、僕がアートも専攻していたと知った上司からすすめられて、ロゴのデザインを担当するようになりました」

イラストは、昔から大の得意。

「一番の趣味は絵を描くことでしたね。これは小さな頃からで、しょっちゅうノートの端っこに落書きをしていました。いつだったか、学校から帰ると母が『授業を聞いていなかったでしょう?』と言うんです。どうしてそんなことがわかるんだろう? と不思議に思っていたら、ノートに絵がぎっしり描いてあったからね、と言われたことがありました(笑)」
なんて、ちょっと照れくさそうに語ったHwang氏。当時はどんなイラストを描いていたのだろうか。
「カエルや飛行機、ほかにもいろいろ……。2004年の『うるう年』に、ジャンプしているカエルをデザインに加えたのですが、カエルは僕が7歳の時から描いている、お気に入りのキャラクターです」

そのHwang氏の作風は、どことなく漫画チックである。日本の好きなキャラクターといえば、
「『ドラゴンボール』や『鉄腕アトム』『マジンガーZ』、それから『ドラえもん』かな」
指折り数え、楽しそうに答えてくれた。
「こういったキャラクターは、僕自身にとても影響を与えているようで、同僚からはよく『君の作品はとてもアジア的だ』と言われるんです」

実は去る4月、日本を初めて訪れたというHwang氏。来日の目的のひとつは、"日本文化をよく知ること"。これまで「七五三」や「こどもの日」など、日本の記念日をいくつか取り上げてきたが、今回は---。

「昨日今日と、渋谷や新宿、秋葉原、それから皇居などを回りました。特に渋谷はすごいですね。なんといっても人が多い! 僕は韓国生まれのアメリカ育ちなので、大きな都市って見慣れていると思っていたんです。でも、東京はまた全然違うんですね。夜になっても華やかだし、驚くことばかり。他にももっと、いろんな場所を見たいと思っています」

今や、Googleの"顔"ともいえるGoogle Doodle。そのうち東京タワーやハチ公がお目見えするかもしれない。

google「パリ祭のロゴ」

Google「Piet Mondrian's Birthdayのロゴ」

Google「MC Escher's birthdayのロゴ」

うるう年バナー

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インデックス

連載目次
第43回 阿部秀司(映画プロデューサー) - 「努力しても駄目なものは駄目なんです」
第42回 李闘士男(映画監督) - インフォメーションよりインプレッション
第41回 水川あさみ(女優) - バランスよく、新しい役を演じていきたい
第40回 ニッキー・ヒルトン(モデル・デザイナー) - Twitterを愛しているわ
第39回 阿部サダヲ(俳優) - 「ずっとテンションが高いと思われがちですが…」
第38回 宮藤 官九郎「僕の作品を観てない人々と新しい作品で良い出会いをしたい」
第37回 玉木宏(俳優) - 「ずっと悪役をやってみたかった」
第36回 芦名星(女優) - 「ゼロから始める感覚で取り組みたい」
第35回 デヴィッド・フィンチャー(映画監督) - 「変化は進化なんだ」
第34回 松雪泰子(女優) - 「生き方を見つめなおすきっかけになれば」
第33回 塚地武雅(お笑い芸人) - 「僕は世界で戦えるブサイクなんです」
第32回 田中麗奈(女優) - 「たくさんの愛ある嘘を見つけてもらいたい」
第31回 吉高由里子(女優) - 「観てくれた人を驚かせたい」
第30回 "始める前の足の重さ"より"終わった後の足の軽さ"を感じてほしい - 石原さとみ(女優)
第29回 ジャック・ブラック(俳優) - 「大統領になることも夢じゃないね」
第28回 高須光聖(放送作家) - 「最初から最後まで"自分のモノ"を作りたい」
第27回 イーサン・ホーク(俳優) - 「恋愛に関しては昔から何も変わっていないよ」
第26回 ローランド・エメリッヒ(映画監督) - 「同じことは決して繰り返さない」
第25回 別所哲也(俳優) - ショートフィルムは映像の未来地図
第24回 堤幸彦(映画監督) - 「僕は芸術家じゃない」
第23回 荒川良々(俳優) - 「今回みたいに面白い作品に出会えた時がいちばん嬉しい」
第22回 土屋敏男(日本テレビ) - 「新しい表現を追い続けるのが作り手の使命」
第21回 北村龍平(映画監督) - 「すべてを捨てられるから僕なんだ」
第20回 井筒和幸(映画監督) - 「必死に生き抜く」ということ
第19回 周防正行(映画監督) - 「嘘をつかず、ただ事実を」
第18回 笹本裕(マイクロソフト 執行役 常務 オンラインサービス事業部長) - 「MSNは次世代のポータルになる」
第17回 小出早織(女優) - 「どんな形でもいい、お芝居を続けたい」
第16回 塚本晋也(映画監督・俳優) - 「原点は小学校の学芸会で演じた"サイコ野郎"」
第15回 鮎川麻弥(歌手) - 「"刻をこえて"命を吹き込んだニューアルバム」
第14回 吉田正樹(フジテレビジョン) - 「フジらしいアプローチの仕方」とは
第13回 松山敏(デジタルアーティスト) - 「ハワイの持つパワーを写真として残したい」
第12回 近義起(ウィルコム) - 「ユニークなことをしなければならないのは変わらない」
第11回 貫地谷しほり(女優) - 「だから、お芝居が好き」
第10回 神山健治(アニメーション監督) - 「『自力で発明できるだろうか?』って思う」
第9回 小山覚(NTTコミュニケーションズ) - 大事だったのは友達
第8回 佐伯雅司(SCEI) - 僕がソニーに入った経緯
第7回 中井孝治(プロスノーボーダー) - 「目標は、世界の誰よりもカッコヨク滑ること」
第6回 五十嵐健夫(SIGGRAPH '06最優秀研究者新人賞) - 「10歳からソフト作ってクマ描いて」
第5回 飯田譲治(映画監督・小説家) - 「描いていることは、絵空事ではない」
第4回 水田芙美子(女優) - 「人間らしく生きること、それだけ」
第3回 新宅正明(日本オラクル) - 「断ち切る勇気が」
第2回 Dennis Hwang(Google) - 「ドラゴンボールやアトム、ドラえもんが好き」
第1回 長谷川義幸(JAXA) - 「やりがい? ありすぎですね」

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