【連載】

43,800円で始める快適ネット生活 - エプソンダイレクト「Endeavor Na01 mini」

2 「Endeavor Na01 mini」を外に持ち出す

    高橋量  [2009/03/23]

    低価格と使いやすさが魅力となっている、エプソンダイレクトのミニノート「Endeavor Na01 mini」。第1回で明らかになった「ネットやメールの使いやすさ」をさらに活かすべく、第2回となる今回のレビューでは、外出先に持ち出した際の使い心地について検証した。

    試用機の主な仕様 [CPU] Intel Atom N270(1.6GHz)   [メモリ] 1GB   [HDD] 160GB   [グラフィックス] Intel GMA 950(チップセット内蔵)   [ディスプレイ] 10.2型ワイド(WSVGA/1,024×600)   [サイズ/重量] 約W266×D184.7×H39mm/約1.28kg   [OS] Windows XP Home Edition SP3   [直販価格] 43,800円(基本構成価格)

    「Endeavor Na01 mini」を外に持ち出そう!

    筆者が持ち歩くやや大きめのトートバッグでは、あと5台くらいは収まりそうだ

    小さくて軽量なミニノートは、持ち歩いてこそ本領を発揮する。ということで、今回は屋外での使い心地などについて検証してみた。「Endeavor Na01 mini」のサイズは約W266×D184.7×H39mmで、平均的なミニノートと同程度のボリュームだ。高さが約39mmとやや厚みがあるものの、余計な"デッパリ"のないコンパクトなデザインなので、カバンの中にすんなり納まるのがうれしい。

    重量は約1.28kgとあって、持ち歩いても特にストレスを感じることはなかった。同梱のACアダプタは約210gと非常に軽く、一緒に持ち歩いても約1.49kg程度。今回は撮影用のデジタル一眼レフと合わせて持ち歩いたのだが、カメラの重量を足しても2.5kg程度である。これなら、取材先に持っていくのにも苦労はない。

    契約している公衆無線LANサービスに接続したところ。近くにアクセスポイントがあれば、手軽にネット環境を利用できる

    とりあえず、近所の喫茶店にて公衆無線LANサービスに接続。「Endeavor Na01 mini」はIEEE802.11b/gの2種類にしか対応していないが、そもそも主要な公衆無線LANサービス自体が11nに対応しておらず、11aも未対応の場合もあるので、これで十分だろう。接続も特に難しくはなく、アクセスポイントに接続後、サービス会社のサイトやプロバイダなどの認証手続きを行なうだけで、簡単にネットアクセスが可能となる。

    ボディがコンパクトなので、喫茶店の小さなテーブルでもまったくジャマにならない。それでいて液晶ディスプレイやキーボードが大きくて使いやすいため、外出先でのネット閲覧は非常に快適だ。Gmailにアクセスしてメールをひと通りチェックするのも、快適な操作性によってほんの数分で終了。手持ち無沙汰になってしまったので、普段はほとんど見ないマジメな技術系サイトを見るなどして、「喫茶店でPCを操るカッコいい自分」を十分に堪能できた。

    オープンカフェでネットをしていると、なんだか自分がカッコよくなった錯覚を感じる

    「ネットワーク切り替えツール」

    PCを持ち歩く際にわずらわしいのが、ネットワーク環境の切り替えだ。自宅や会社、公衆無線LANなど、環境が変わるたびに暗号化キーの入力といった接続作業を行なうのは面倒である。そんな時便利なのが、「Endeavor Na01 mini」にプリインストールされている「ネットワーク切り替えツール」。あらかじめプロファイルを設定しておけば、場所が変わってもボタン操作だけでネットワーク環境を切り替えられる。複数の公衆無線サービスを利用している人にも便利なツールだ。

    プロキシやDNS設定が異なる環境でも、ボタン操作だけで切り替え可能

    使用する場所に応じて、それぞれのプロファイルを設定する

    ノングレアのメリット

    屋外で使用する際、意外に気になるのが液晶ディスプレイの見やすさだ。機種によっては光の反射や液晶の性能によって、まったく見えなくなる場合がある。「Endeavor Na01 mini」は光沢のないノングレア加工を採用しているため、光の写り込みや照り返しによる見づらさは、ほとんど感じられなかった。試しに直射日光の下で見ても、ハッキリと内容を確認できる。場所を選ばずに利用できるのはうれしい。

    直射日光の下でも、光のせいで画面が見えなくなるということがまったくない(直射日光によって本体色が変わっているように見えるが、撮影はブラックのモデルを利用している)

    細かい文字も確認可能。ただし、目とマシンによくないので注意(上の写真同様直射日光によって本体色が変わっているように見えるが、撮影はブラックのモデルを利用している)

    バッテリの駆動時間

    次に、バッテリの駆動時間についても調べてみた。「Endeavor Na01 mini」のバッテリ駆動時間は、カタログ値で約3.2時間。特別長いというわけではないが、出先でのメールチェックなら問題のないレベルだ。実際の駆動時間を検証するため、すべての省電力設定をオフにし、液晶ディスプレイの輝度を最大に設定。その状態で、FFベンチのLowモードをひたすらループさせてマシンに負荷を与えたところ、2時間4分という結果となった。やや不安のある結果ではあるが、動画サイトの閲覧などCPUに高い負荷のかかる処理を行なわないのであれば、2時間ちょっとで切れるという心配はない。それでも不安な場合は、購入時にオプションで選択できる追加バッテリパック(6,300円)、またオススメパックのひとつである「携帯パック」(7,980円)を選んでおくのも手だろう。「携帯パック」は、標準バッテリと、Bluetoothレーザーマウス&USBアダプタがセットとなったオプションだ。

    「まとめ」

    携帯性を最重要視した一般的なミニノートやUMPCは、正直なところ使いやすいとはいえない。操作性やOSの快適さを犠牲にして軽量化を図っているため、やむを得ないところだろう。用途を限定すれば、それはそれで使い道がある。しかし、外出先でもネットをフル活用しつつ、長文をガシガシ入力するのであれば、やはり液晶ディスプレイの見やすさ、キーボードの使いやすさなどは重要だ。その点で「Endeavor Na01 mini」は、この上ない選択肢となりうる。出先でも快適な操作性を失いたくないなら、断然オススメのマシンだ。

    ■仕様
    製品名 Endeavor Na01 mini
    CPU Atom N270(1.6GHz)
    チップセット Mobile Intel 945GSE Express+ICH7M
    メモリ 1GB
    HDD 160GB
    光学ドライブ なし
    グラフィックス Intel GMA 950(チップセット内蔵)
    ディスプレイ 10.2型ワイド(WSVGA/1,024×600)
    オーディオ 内蔵ステレオスピーカー、Intel High Definition Audio
    ネットワーク IEEE802.11b/g対応無線LAN、10/100BASE-TX対応有線LAN
    インタフェース ミニD-Sub15ピン×1、USB 2.0×3、ヘッドホン出力(ステレオミニジャック)×1、マイク入力(ミニジャック)×1
    メモリカードスロット 3 in 1メモリカードスロット×1
    サイズ/重量 約W266×D184.7×H39mm/約1.28kg
    バッテリ駆動時間 約3.2時間
    OS Windows XP Home Edition SP3
    ソフトウェア Norton Internet Security 2009 OEM版他
    付属品 ACアダプタ、マニュアル、リカバリCD、ドライバCD他
    直販価格 43,800円(基本構成価格)

    高橋量(デジタル・コンテンツ・パブリッシング)

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