本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していく。第22回目は、Wordで作成した文書内のテキストから任意の文字列を検索する方法と、検索した文字列を別の文字列に置換する方法を確認する。

本連載は、記事執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016をもとに制作しています

「ナビゲーション」ウィンドウから操作を実行

Wordを使って文書を作成したあとで、特定の文字列がどの部分で使われているかを確認したい場合には「ナビゲーション」ウィンドウから検索を行うのが効率的だ。Wordで文書ファイルを開き、「ホーム」タブのリボンにある「検索」をクリックすると画面左に「ナビゲーション」ウィンドウが表示される。

「ホーム」タブのリボンにある「検索」アイコンをクリック

Word画面の左側に「ナビゲーション」ウィンドウが表示される

「ナビゲーション」ウィンドウの入力欄に文字列を入力すると検索が実行され、文書内にある適合する文字列が編集画面でハイライト表示される。また、「ナビゲーション」ウィンドウ上にも、検索した文字列のあるテキスト部分が一覧表示される。

「ナビゲーション」ウィンドウの入力欄に文字列を入力すると編集画面でハイライト表示される

さらに、検索した文字列をまとめて変更したい場合は、入力欄右の「▼」アイコンをクリックしてメニューから「置換」を選択し、「検索と置換」画面を表示させる。「検索する文字列」にはすでに文字列が入力されているので、「置換後の文字列」欄に置換したい文字列を入力。複数の文字列を全部置換したい場合は「すべて置換」をクリックする。確認画面が表示されたら「OK」をクリックすると、文書内の文字列がすべて置換されたことが確認できる。文書を編集する際によく使う手順なので覚えておきたい。

「ナビゲーション」ウィンドウの入力欄右にある「▼」をクリックして、プルダウンメニューから「置換」をクリック

「置換後の文字列」欄に置換したい文字列を入力して「すべて置換」ボタンをクリック

確認画面が表示されたら「OK」をクリック

選択した文字列が別の文字列に置き換わった