こんにちは。モバーシャル株式会社/株式会社MOVAAAの山下悟郎です。前回は、動画広告の基礎と動画広告の基本的なクリエイティブの考え方についてお話をしましたが、今回はYouTubeについて抑えておきたい基礎知識をテーマにお話したいと思います。

YouTubeはいま強く注目されているメディア

皆さんは、YouTubeがどれくらい見られているかご存じですか?本連載の第1回でも軽く触れましたが、月間10億人が利用し、1カ月当たりの再生時間が60時間、1分あたり300時間分の動画がアップロードされるほど、YouTubeはたくさんの方々に使われています。

2014年にアメリカのリサーチ会社が発表したデータによると、企業が動画マーケティングを行う場合"最も効果的な活用場面"の第2位に「YouTubeなどの動画プラットフォーム」がランクインするなど、とても注目されているメディアです。(出典:Ascend2調査より)

YouTubeの活用ポイント

では、実際にYouTubeをどのように活用していけばいいのでしょうか。今回は、活用のポイントを4つご紹介させて頂きます。

ひとつ目は、YouTubeチャンネルの開設です。パートナーチャンネルやブランドチャンネルなど種類はいくつかありますが、個人も法人も無料で作れる一般チャンネルが、最も手軽で活用されているチャンネルです。チャンネル内で、動画を更新・運用することで、チャンネル登録ユーザーとの接点ができ、再生リストや関連動画からのコンテンツ流入/流出が見込めるようになります。まずは、自分の場を持つことが大切です。

ふたつ目は、動画の継続的な公開です。継続的に動画を公開していくことは、ユーザーとの接点づくりに重要なだけでなく、VSEO(ビデオSEO)など含め、チャンネルと公開動画のパワーをあげるためにも効果的です。また、一度YouTubeに動画をアップロードすれば、自分で削除するか、著作権侵害などがなければ、通常ずっと公開されていますので、後々ユーザーに視聴してもらえる可能性があります。

3つ目は、自社のオウンドメディアやSNSとの連携です。きちんと連携することで、動画の再生回数をあげたり、チャンネル認知、登録をしてもらったりすることができます。また、サイトを訪れたユーザーに対しては、(もちろん動画の内容によりますが)静止コンテンツよりも、より詳細の情報を届けることができます。

最後に、オーガニック再生の底上げです。前述のオウンドメディア、SNS連携や、チャンネルや動画を最適化、時には広告を出稿することで、関連動画経由で再生回数を上げる可能性が高まります。これは、視聴者に動画およびチャンネルを知ってもらうきっかけをつくるだけでなく、VSEOにも効果的なのでぜひ取り組みたいところです。

今後も広がるYouTubeの活用

現在も多くの企業がYouTubeを活用していますが、今後ますますそれは加速していくと考えています。海外の調査結果では、SNS経由から自社のサイトへの遷移で、平均滞在時間(227.82秒)平均訪問PV数(2.99)と、いずれもYouTube経由が第1位(出典:Shareaholic調査より)という結果が出ており、今後、より日本でも企業のオウンドメディアマーケティング活動の一環としてYouTubeが活用されるのではないでしょうか。

最後に、紹介になりますが、デジタルハリウッドにて「ネット動画クリエイター専攻」という、Webの動画に特化したクリエイター育成の講座を開講中で、私もカリキュラム開発に協力しました。6カ月あるカリキュラムの中で、ネット動画マーケティング実践講座を担当致します。ご興味のある方はぜひデジタルハリウッドさんに問い合わせてみてください。

次回は、最終回「Web動画とテレビ」についてご紹介します。

モバーシャルは、DIGITAL VIDEO AGENCYとしてデジタル領域における映像制作・動画マーケティングを支援します。詳しくはWebサイトをご覧下さい。
デジタルハリウッドSTUDIOで開講するネット動画クリエイター専攻では、モバーシャル社監修のネット動画マーケティングやAftereffectsの基本から応用まで習得。ネット領域の動画におけるプロフェッショナルを育成します。