成田空港から台湾まで3時間半ほど。台湾は親日国としても知られており、距離も比較的近く、機内食を食べて映画を1本鑑賞したら到着という気軽さ。エバー航空のエコノミークラスでは、機内食の時間になるとCAがまずメニュー表を客席に運んでくる。「ポークorフィッシュ? 」のお決まりの質問からスタート。

豚肉の方は「豚肉のソテーバターライス」。朝便だったので今回は軽めの魚をチョイスし、「鮭塩焼きと鶏から揚げご飯」。ネーミングも見た目も、日本のお弁当のようでホッとする。

「鮭塩焼きと鶏から揚げご飯」。ごはんに焼鮭やしし唐辛子、玉子焼き、鶏の唐揚げ、きんぴらごぼうなどがのっている

デザートに"台湾らしさ"が

台湾といえば"QQフード"! モチモチの食感のタピオカがケーキにのっていた

海苔を敷いたごはんの上に、焼鮭やしし唐辛子、玉子焼き、鶏のから揚げなどがのった、まるで「海苔弁当」のようなメイン。それに2色のそうめんとフルーツ3種、デザートがセット。パンやバターも付いていたが、メインのごはんだけで十分におなかいっぱいになった。

デザートはマイルドな味のミルクケーキ。台湾ではモチモチの食感のものは"QQ"という言葉で表現されて人気が高く、QQフード専門店などもあるくらい。このデザートにもQQフードであるタピオカがトッピングされていた。やや酸味があって、柑橘ソースが絡められたタピオカが、南国・台湾のパイナップルをも連想させる。これからの旅路をわくわくさせるのだった。