ビジネス版LINEとしてワークスモバイルが2017年2月に提供を開始した「LINE WORKS」。チャット機能を主軸としたコミュニケーションツールに加えて、メールやスケジュール管理、ファイル共有機能などのグループウェアサービスが利用できる企業向けの有償サービスだ。
サテライトオフィスでは、「LINE WORKS」向けに日常の業務効率を改善する各種アドオンを提供している。そんな中から今回ご紹介するのは「サテライトオフィス・ワークフロー for LINE WORKS」だ。
監修:原口 豊(はらぐち・ゆたか)
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大手証券会社システム部に在籍後、1998年サテライトオフィス(旧ベイテックシステムズ)を設立し社長就任。2008年に、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始。G Suite(旧名:Google Apps)の導入・アドオン提供の実績はこれまで3万社以上。「サテライト・オフィス」ブランドでLINE WORKSの普及に尽力。
提供:サテライトオフィス
ワークフローを自動化
企業内には社内向けの資料や申請書、報告書など多くの文書が存在している。それらを組織内で円滑に回覧や承認するために、作業手続きの流れを図式化したものや、流れそのものを指すのがワークフローだ。そして、それらを電子化し、ある程度の自動化を図ったのがワークフローシステムである。
「サテライトオフィス・ワークフロー for LINE WORKS」は、このワークフローをLINE WORKS内で実現可能にするアドオンサービス。LINE WORKS内で実現できるということは、パソコンのみならず、スマートフォンからも利用でき、インターネット環境さえあれば外出先からでも閲覧や操作が可能になる。
その特徴は、ワークフローがLINE WORKSのホーム(掲示板)上で動作することだ。条件分岐、代理承認、他システム連携、捺印、ディスカッションといった機能によって、多種多様で複雑なワークフローに対応できる。さらにテンプレートを多数用意しているほか、ワークフロー設計や申請ルートの設計、ワークフロー画面自体のGUIでの作成など、細やかな機能も備わっている。
ワークフローの承認依頼連絡もチャットで
また、通常ワークフローは申請→承認→承認→決裁→回覧などのステップを踏み、承認依頼はメールで飛ぶのが一般的だ。しかしLINE WORKS 連携ワークフローでは、メールに追加してチャットでも連絡される。申請後、瞬時に承認依頼が上長に届き、上長もスマートフォンなどで瞬時に承認が可能となる。従来のワークフローでは、数日かかっていたものが数分または数時間で完結し、ビジネススピードのアップが可能だ。
そもそも、ワークフローシステムの導入は、書類作成や回覧作業における大幅な手間の軽減につながる。そのうえ、システム化により人為的ミスの軽減や、プロセス全体の把握・管理によるマネジメント力の向上、アクセス管理によるセキュリティ強化など、企業にとっては業務効率の改善だけでなく内部統制の強化にもつながるだろう。
LINE WORKSにワークフローの多彩な拡張機能を付加する「サテライトオフィス・ワークフロー for LINE WORKS」の料金は、1ユーザーにつき月額100円(税別)から。今後も機能の追加を予定しているほか、企業ごとに機能のカスタマイズも可能だ。業務効率だけでなく、企業風土をも変える可能性のあるLINE WORKSをより一段便利にする拡張機能をぜひ試してみてほしい。
サテライトオフィス
■クラウド環境でのビジネス支援に特化したインターネットシステムソリューションベンダー■
さまざまなビジネスモデルに最適なソリューションパッケージを開発し、ユーザー目線に立った戦略の企画・提案を行っています。業界No.1の導入実績を持つG Suite(旧 Google Apps)をはじめ、Office365、LINE WORKS(旧 Works Mobile)など、クラウドコンピューティングに関わるビジネスの可能性を追求しています。
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