【連載】

コジマジック直伝! 100均で作るシンプルキッチン

1 "片付けられない人"の家ほど収納グッズが多い理由

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憧れのシンプルキッチンを100均アイテムで作る収納テクニックを、収納王子コジマジックさんが伝授するこの連載。数々の収納テクニックを掲載する前に、今回はコジマジックさんが語ってくれた「片付けるために一番大事なこと」を紹介します。


片付けは順番が全て

僕は今まで2,000軒以上のお宅にお邪魔してきましたが、片付けが苦手な人の家ほど収納グッズが多いんです。「片付けたい」という気持ちがあるからグッズをどんどん買っていくのですが、買ったことに満足してしまって結局使わず、収納グッズが散らかってしまう。あと、収納の本が散らかっているというケースも。本末転倒ですよね(笑)。

どうしてそういうことになるかというと、収納グッズを買うタイミングを間違えているからなんです。

そもそも、片付けの順番は3ステップあります。

1.出す
2.分ける
3.しまう

これはもう、どこでも一緒。キッチンでも押し入れでもこの順番で片付けるんです。でも、片付けが苦手な人は逆からやってしまう。

まず、散らかっているものをしまおうとする。しまおうとして収納を開ける。片付けが苦手だから、ものがたくさん入っています。ここで初めてものを分けようとする。そして、自分にとって必要じゃないものをそこから出そうとする。こんなことしていても絶対に片付かないですよ。

1.出す

引き出しにものが詰まっているなら、まず引き出しを丸ごと抜き出して、中身を全部ひっくり返す。

この作業をすると、皆「私、こんなにものを持ってたんだ」と言われます。自分の持っているものの量って、一度全部出さないとわからないんですよ。だから、面倒臭がらずにまずは「出す」。そして、ものの全量を把握してください。

2.分ける

ものを全部出したら、今度はそれを分ける行程に移ります。ただし、分け方は「いるもの」と「いらないもの」の2択にしてはいけません。「これは……いる」「これも……いる」「これも……うーん、いる」と、ほとんど全てが「いるもの」になるのは目に見えています。

ものを前に「いる」「いらない」と判断する時、頭の中では「捨てる」か「捨てないか」を考えているんですよ。だからいらないものでも「いやもったいない」と思って「いる」の方に入れてしまう。

ではどういう風に分ければいいかというと、自分が「使っている」か「使っていないか」という事実のみで分けるんです。ここに「もったいない」という感情が入ってくると分けられなくなるんですよ。

ここで片付けが苦手な人は、使っていないものほど仕分けに悩む傾向にあります。なぜなら、「使っている」ものは即断で分けられるからです。「使っていない」方に分けることに抵抗があるから悩むんですね。ですので、3秒悩んだら「使っていない」方に入れてください

それでも悩んでしまう場合は、「1年以内に使ったかどうか」を考えるようにしましょう。例えば、春夏秋冬を通じて1度も着なかった服は、その翌年もほとんど着ませんよね。

3.しまう

最後は「しまう」行程です。「分ける」段階ですでに手元には「使っている」ものしかないはずですが、収納とは使っているものをしまう場所だということをよく覚えておいてください。片付けが苦手な人は、「使わない」けど「捨てたくない」ものをしまうから、使っているものが周りに散らかってしまうんです。

よく、使わないものを大事そうにダンボールに入れて、押し入れの天袋やロフトの上に置いている人がいます。あれ、しまっているんじゃないです。目のつかない場所に隠してるんですよ。それで「中に何が入ってるんですか」って聞いたら、ほとんどの人が「わからない……」って言うんです。中に何が入っているかわからないダンボールが家にあるってもうおかしいでしょ。だから僕は、「1年以内に使ったものをしまってくださいね」といつも言っているんです。

こんな風に、「出す」「分ける」「しまう」という順番でやってもらうと、必ずどんなおうちでも片付くんですよ。そして最後に、自分が使うものだけを使いやすい場所にしまう、その時に必要なのが収納グッズです。これからの連載で紹介するのは、そういうテクニックです。

聞き手: 諫山大樹
衣装: 大原数馬(CREATION)

著者プロフィール: 収納王子コジマジック

(日本収納検定協会 代表理事 小島弘章)
片づけ・収納・住まいに関する確かな知識と実績を持つプロフェッショナルでありながら、松竹芸能で20年の芸歴を積んだ、主婦層に圧倒的な支持を受ける男性ライフスタイル系タレントのパイオニア的存在。収納に"笑い"を取り入れたセミナーが話題となり、年間講演依頼数は200本以上。著書・監修本は累計35万部を超え、2014年12月には収納と育児・教育・育成を組み合わせた "収育"を理念として掲げた、日本収納検定協会を設立。2015年10月からは"お片づけを楽しむ検定"「収納検定」をスタートさせる。そのほか収納グッズ開発やモデルルームの収納コーディネートなど幅広く活躍。フジテレビ「ノンストップ!」(毎週木曜)にレギュラー出演中。

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インデックス

連載目次
第4回 かさばる皿もすっきり収納「プラかごでディッシュスタンド」
第3回 つっぱり棒で作るおしゃれな壁面収納
第2回 くるくる回る調味料ラック
第1回 "片付けられない人"の家ほど収納グッズが多い理由
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