◆◇ 前回までのあらすじ ◇◆

上司マツオカさんの熱血指導のもと、名刺管理サービスを使って、大量の名刺を『データ化』したニシジマくん。

名刺情報をスキャナで読み込む・・・(データ化)作業はたったこれだけ!
まさに、驚くほど簡単かつスピーディーに、ニシジマくんが手にしていた顧客情報が『見える化』

「こんなに簡単なのに、なんで今まで引き出しにため込んでいたのか・・・」
ニシジマくんは、そう思わずにはいられなかった。

マツオカさんは、ニシジマくんに"自分で獲得してデータ化した名刺の枚数"と"現在の担当企業社数"を質問。そして、驚愕の件数の差が判明することに・・・。

「せっかく、これまでXXX社と名刺交換しているのに担当企業数XX社。乖離がでかい!!つまりは営業機会を逃しているのだー!!」

見える化した顧客情報をもとに、効率的な営業アプローチをするよう、ゆとりモードのニシジマくんに喝を入れたのだった。

その後、名刺管理サービスの便利さに気付いたニシジマくんが顧客データをチェックしはじめると・・・

そこへ、ある男が現れた。トップ営業街道をゆく「スナイパー営業マン」こと、デューク・赤坂氏。

デューク氏は言った。「名刺は埋蔵金だ」と。
うまく掘り当てれば売上になる。それが名刺のもつパワー。

埋蔵金を掘り当てたい ―――― 。
その一心から、ニシジマくんは、営業売上アップへの夢を膨らませるのであった・・・。




―――― ある日の午後


イシマロさん
ニシジマくん、○△会社に行ってきたでしょ?



容赦なく照りつける太陽の下での外回りから戻り、ひと息ついてるニシジマくん。
まったりモードの彼に声をかけてきたのは、ニシジマくんが所属している「第一営業部」の隣の部署「第二営業部」のイシマロさん。 ま~るい性格で、人当たりが良いと評判のニシジマくんの先輩だ。
しかし、その見た目とは裏腹に(?)トップ営業マンを目指している一人でもあり、時として人格が変わる・・・という噂がある。


ニシジマくん
え?イシマロさん、なんで知ってるんすか?
さては、俺のファンっすね?


イシマロさん
だって、名刺管理サービスでデータ化したでしょ?


ニシジマくん
ん?メーシ管理・・・データ化?
マツオカさんに教えてもらって・・・したした!
えーっと・・・なんつったっけ? ・・・・・あっ!



イシマロさん
名刺管理サービスは顧客創出の宝石箱や~!


そこへ・・・


マツオカさん
ニシジマ! ちゃんと身についてきているじゃないかっ!!


ちょうど外回りから戻ってきたマツオカさんが、思わず声を出してニシジマくんを褒めた。 ニシジマくんが、教えたことをきちんと覚えていたことにモーレツに感動し、嬉しさを隠しきれなかったのだ。
・・・そして、マツオカさんは知っている。
ニシジマくんは「褒められて伸びるタイプ」のゆとり青年、ということを。


ニシジマくん
おつかれっす~マツオカさん。
だって、俺っすよ?
やればデキる男、ニシジマっすよ??


イシマロさん
・・・・・・・・・・
甘いもの食べたくなってきちゃったな~


マツオカさん
そのバカみたいな自信は、一体どこから湧いてくるんだ・・・?
・・・まあいい。 お前が名刺管理サービスに取り込んで「見える化」した顧客情報が社内に共有され、別部署のイシマロが見ている。
これぞ、まさしく・・・・・



イシマロさん
それでね~ニシジマくん。 ボクも○△会社に出入りしてるんだけどさ~ちょうど来週アポがあるんだよね。 先方の××部長、ニシジマくんのアプローチしてる部署とも繋がりがありそうだから、ニシジマくんの案件も話してみるよ~


ニシジマくん
まじっすか!? おねがいしや ―――― っす!!
イシマロさん、やっぱ、俺のファンっしょ?


イシマロさん
××部長に話すの、やめたほうがいいかな・・・
あ、どら焼きでも食べようっと


マツオカさん
よかったな、ニシジマ! ○△会社との商談には苦戦していたところだしな。 いいぞ、いいぞ! 社内人脈が活用されているぞっ!!


ゆとりニシジマくんのペースに少し戸惑い気味のイシマロさんをよそに、名刺管理サービスのメリットがどんどん社内に浸透していることに喜びを隠せないマツオカさんなのであった。


―― 引き出しに眠らせていた名刺の中から、埋蔵金を掘り当てる ――


いま、ニシジマくんは「組織営業」への一歩を踏み出した。




―――― それから、2週間後


ニシジマくん
おつかれっすー! イシマロさんのおかげで、○△会社の商談、 トントン♪拍子に話が進んじゃって~。 今度の重役会議で最終決定になるんすけど、 ほぼほぼゲットしちゃった感じっすよー!


イシマロさん
チカラになれたみたいで良かったよ~ 今度はボクがニシジマくんにお願いするかもしれないから、そのときはヨロシクね~!


ニシジマくん
絶好調なこの俺にぃ~ 任せちゃってくださいよー!


組織営業が功を奏し、苦戦していた○△会社の商談がうまく進んだニシジマくん。
彼は、ズボンのポケットに手を入れ、名刺ケースを取り出した。


ニシジマくん
おーっと。 名刺交換したら、すぐにデータ化しとかないとね~。
だって、名刺は埋・蔵・金っ♪


逆のポケットからスマホを取り出し、パシャッ!と名刺を撮影。
こうして、また一社。
名刺管理サービスに、新たな顧客情報が加わった。


デューク
ニシジマよ・・・
己の身で組織営業を知ったようだな。



ニシジマくんの前に、トップ営業マンのデューク "スナイパー" 赤坂氏が現れた。


デューク
組織とは、助け合い。 己だけの営業は儚く、いつまでも続くものではない。 だからこそ、必要とされれば助け合う。組織で「顧客」と「売上」というターゲットを射止めるのだ。


ニシジマくん
やっぱ、デュークさんの迫力ハンパね~


デューク
ニシジマよ・・・
キサマの窮地には、誰かが助ける。誰かの窮地には、キサマが助けるんだ。
・・・わかるか?


ニシジマくん
イエッサ ――――――――!!





―――― さらに、数日後


ドドッ・・・


ニシジマくん
ん?地震??


新たな顧客を発掘すべく、名刺管理ツール内の顧客情報に目を通していたニシジマくんは、微妙な震動を感じた。



ニシジマくん
スマホに緊急速報きてないし、気のせいか~



ニシジマくん
・・・え!?



ニシジマくん
えええええ ――――― っ!?


大きなカラダを揺らしながら、イシマロさんが猛進してくる・・・!



イシマロさんは、ニシジマくんの前にたどり着くと急ブレーキをかけた!・・・・・が。


その勢いはとまらず、ニシジマくんに激突した ――――― 。


ニシジマくん
っ痛 ――――――!
そんな走ってど~したんっすか?


イシマロさん
に・・ににに・・・ににににに
ニシジマくんっっっ!!!!!


ニシジマくん
あ!もーしーかーしーてー
またイイ情報もってきてくれちゃったり~?


イシマロさん
ななななななんでっ・・・!!


ニシジマくん
なんかヤバい系?


イシマロさん
ぼっ・・ぼぼぼぼぼくが・・・
ボクがアプローチしてる会社に、なんでキミもアプローチしてるんだよう!!


ニシジマくん
へっ?



ニシジマくん
い・・・イシマロさんっ!


ニシジマくんは、大きなカラダに殺気をまといながら立ち去っていくイシマロさんを呼び止めた。 そして、早まる鼓動を感じながら、震える声で聞いた・・・・・


ニシジマくん
き・・・キレてるんっすか?



足を止め、振り向いたイシマロさんは、こう言った・・・・・



確実にキレているであろうイシマロさんを目の当たりにし、さらには重複アプローチをしてしまったことで、さすがのニシジマくんも反省モードに。
以前、マツオカさんに言われたことを思い出していた。


ニシジマくん
社内人脈が一目瞭然、って言ってたっけ・・・


ちなみに、ここでいう「社内人脈」というのは、下図のような状態を指します。


・・・しかし。

ニシジマくんは、その確認を怠ってしまっていた。
これは、起こるべくして、起こった・・・・・





デューク
ニシジマよ・・・
なにを黄昏れている


ただならぬニシジマくんの落ち込みっぷりに、みえない手を差しのべるデューク氏。


ニシジマくん
デュークさん・・・俺、やっちゃったっす。
イシマロさんが今アプローチしていて、名刺管理サービスにも登録してあった企業に営業しちゃってたんすよ・・・


名刺活用サービスの活用を怠ったが故に、「重複アプローチ」という大きな過ちを犯したことを告白した。


デューク氏が、ニシジマくんに近づく。


デューク
ニシジマよ・・・


そして、静かに一発の弾丸を撃ち放った。


デューク
重複アプローチとは、非効率営業の極み


ニシジマくん
ぐふっ!


デューク
ニシジマよ・・・
キサマは、万死に値する。



そこへ・・・・・


マツオカさん
ニシジマっ!!



ニシジマくん
・・・ジョーじゃねぇーし


デューク氏の放った一発の弾丸が胸を貫き、もはや魂が離脱し、ギブアップ寸前のニシジマくん。 その前に、突如としてマツオカさんの姿が!


ニシジマくん
ま・・・マツオカさん?
なんで・・・・・???


マツオカさん
イシマロがすごい勢いで俺のとこに来たぞ!すごい揺れて、地震かと思ったくらいだ。・・・それで、お前が重複アプローチしている、と言うじゃないか。名刺管理サービスに、顧客の基本情報も商談情報も入力しているのに!!・・・と、な。


ニシジマくん
・・・・・・・


マツオカさん
名刺管理サービスはな、ニシジマ。
名刺の自動データ化だけでなく、その顧客情報を社内でお互いに共有し合えるからこそ、俺たち営業マンの強い武器になるんだ!


ニシジマくん
エーギョーマンの・・・武器?


マツオカさん
そうだ!だから俺たちは・・・



マツオカさん
そのためには・・・・・



マツオカさん
この前の○△会社が良い例だ。イシマロという社内の協力があったからこそ、苦戦していた商談でさえ最終的に受注までもっていくことができたんじゃないのか?
それは、ただの偶然じゃない。イシマロが他社員の顧客情報を含めて社内人脈を徹底して見ていたからだ。


ニシジマくん
俺、名刺管理サービス使い始めたけど・・・結局は自分の顧客しか見えてなかったっす・・・


デューク
ニシジマよ・・・
俺の愛読書に、こんな言葉があった。
「俺は・・・ "一人の軍隊" だ」と。


ニシジマくん
・・・・・・・


デューク
俺たちは、一人の営業マンだ。
だがな、ニシジマよ・・・それは孤独という意味ではない。
己で勝負をする時もあれば、組織として挑むときもある。時として、組織営業がターゲットへの近道であることを忘れるな。
だからこそ、己だけでない「社内人脈」を確認することを怠ってはならない。


マツオカさん
ナイス、デューク!そのとおりだ、ニシジマ!
個人の顧客管理では不可能なことが「見える化」する名刺管理サービスを活用すれば可能になる。 他社員の顧客情報を含んだ「社内人脈」を営業アプローチ前に確認することで、今回のような営業先の重複も事前回避できるんだ!


ニシジマくん
マツオカさん・・・デュークさん・・・ お、俺っ・・・・・



さて、ニシジマくんが笑って泣いて学んだ『社内人脈活用と組織営業』 その真意とは?


営業力強化に、営業マン同士の団結は欠かせない。そう、チームワークだ! ここで必要な情報は、組織にどんな顧客情報があるのか?ということだ。顧客は、既存だろうと見込みだろうと気にするな!名刺交換した、すべての顧客情報を一元管理する。前回のレッスンを思い出してくれ。「人脈こそ金脈」・・・すべて大切な人脈なんだ!

営業マンが個々に管理しているだけでは知る由もなかった『社内人脈』の糸が、名刺管理サービス上で結ばれる可能性がある。長きにわたって難航している商談・・・実は、社内の誰かにつながりがあったとしたら?その人脈、使わないなんてもったいない!社内人脈を共有し合うことで、組織的な営業力強化「組織営業」につながる。組織で新たな顧客創出をし、効率的かつ戦略的に営業強化していこうじゃないかっ! 次回は『名刺管理サービスのセキュリティ』についてレッスンだ。さあ、全力でぶつかってこい!


ニシジマ's PROFILE
この春、入社2年目を迎えた"ゆとり"営業マン。 見た目を裏切らないチャラけた態度で営業に勤しむ毎日。 最近の悩みは、お腹が凹んできたはずなのに誰も気づいてくれないこと。


マツオカ's PROFILE
熱きハートをもった、ニシジマくんの上司。 毎朝の日課は、松岡修造の日めくりカレンダーをめくること。 好きなテレビ番組は「情熱大陸」


デューク's PROFILE
10年連続トップ営業マンの道をゆく、ニシジマくんの先輩。 週末の楽しみは「007」シリーズのDVD鑑賞。 愛読書は「ゴルゴ13」


イシマロ's PROFILE
時としてキャラが変わる、ニシジマくんの先輩。 新商品のお菓子やファーストフードは、発売初日に食べる。 好きな食べ物は「鶏のから揚げ」


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※本稿は、CAMCARD BUSINESSに掲載された記事より転載したものです。

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