体を動かすことと食べることが大好きな料理人・キムケンさんが、市販されている普通の食材を使った、味も見た目も抜群なレシピを紹介する漫画連載「アラサーからのダイエット飯」。今回は熱さを忘れてかきこんでしまう逸品です。

江戸時代には既に庶民の味に

ご飯に熱々のお茶をかけて食べるお茶漬け。お茶漬けのCMで有名な某大企業によると、お茶漬けは江戸時代には日常的な食べ物として浸透しており、いわゆる庶民のためのお手軽ご飯だったそうですね。昔は今のようにご飯の保温技術が発達していなかったため、冷めたご飯を温かい状態で食べる方法として人気があったとか。

そんなお茶漬けですが、最近はだし汁をかけたものもお茶漬けと呼ばれています。「お茶ではないのにお茶漬け? 」なんて無粋なことは言ってはいけません! 辞書を引いてみても「飯に茶、またはだし汁をかけて食べること」と書いてますから!

今回ご紹介するお茶漬けも、だし汁を使ったものです。ご飯を少なめにする代わりに豆腐を入れることでカロリーカットして、なおかつ満足感も得られる一品です。優しい味と食感なので、食べ過ぎ・飲み過ぎた翌朝にもぴったりですよ!

じゃこ豆腐だし茶漬け

好きな薬味で自分好みの味にカスタマイズ可能です

材料(1人分)

ごはん 1杯(少なめ) / 絹ごし豆腐 1/4丁 / 水 150cc / 白だし 大さじ1

A(ちりめんじゃこ 適量 / 高菜 適量 / 刻みネギ 適量 / 紅生姜 適量)

つくり方

1. 水と白だしとさいの目切りにした豆腐を鍋に入れて沸騰させる。

2.ご飯を丼によそい、1をかける。

3.2にAの薬味を乗せて完成。

水と白だしとさいの目切りにした豆腐を鍋に入れて沸騰させる

よそったご飯の上にだし汁をかけ、薬味をトッピングしたら完成

調理時のポイント

■白だしがない場合は顆粒だしと塩、またはめんつゆなどで代用できます

■ご飯は炊きたてのものよりも、一度冷ましたものを使った方が食べやすくなります


筆者プロフィール: キムケン

東京都内の会社に勤めている30代男性。旦那より稼ぎの良い妻の健康を守るため、日々料理を作っている。料理にまつわる四コマ漫画と、そのレシピ掲載したブログ「木村食堂」をほぼ毎日更新中。2016年10月に「うちメシ - ゆかいな我が家の漫画とレシピ」を上梓。