【コラム】

決め打ち千本ノック

59 タクシーだけじゃないLPガス自動車

    日高彰  [2006/04/29]

    今週注目を集めた記事の一つが、天然ガスを利用した3輪バイク「CLEVER」。ガソリン自動車に比べて環境負荷の小さいエコカーはいろいろと提案されているが、その中でもこのCLEVERは適度に未来的なデザインと、商品化の実現可能性という面でなかなかいい線を行っているように感じた。

    さて、ガスで走るクルマ自体は既にたくさん存在する。一番身近なものは、LPガスで走るタクシーだろう。そのほか、トラックの一部にLPガスを採用しているものがあるそうだ。LPガス自動車を採用する最大の理由は燃料が安いことで、業務用自動車で積極的に導入されているのにもうなずけるわけだが、それ以外の大きなメリットとして黒煙が全く排出されない、窒素酸化物の排出量が少ないといった環境性能の高さがある。

    日本LPガス協会のサイトを見ながらいろいろ調べてみると、日本のLPガス車数が約29万台なのに対して、韓国では約143万台、イタリアでは約125万台(世界LPG協会の2001年調査)と、LPガス車の普及率が日本よりかなり高い国もあることがわかった。しかもそういった国では、タクシーではなくマイカーとして使われているのだという。日本では電気自動車などのほうが注目を集めているのでやや地味な印象だが、LPガス車はすでに長い実績があり、ガスの供給体制もそれなりに調っている。また、世界で販売されている最新のLPガス車は、ガソリン車と比べても遜色ないパワーがあるという。何十年か先の未来にどうあるべきかは分からないが、現実的な環境対策としては、LPガス車がもう少し浸透してもいいように感じた。

    さて、MYCOM PC WEBのリニューアルに伴って、この連載は今回が最終回となる。「千本ノック」と題しながら1,000打席に届かないまま退場してしまうのは心苦しいが、そこはひとつ穏便にご容赦願いたい。今回はLPガス自動車にヒントを得て、少しでも節約につながるアイテムを集めてみた。それでは、今後も賢くお買い物を楽しんでいただきたい。

    ホームネットワークカメラ BL-C1(松下電器産業)

    パナソニックのネットワークカメラといえば、パーソナルユースでも使えるWebサーバー機能の付いたカメラの定番。今年2月に発売された「BL-C1」は、人感センサーや動作検知機能に反応があった場合や、外部からのアクセスがあったときにリング状のランプが点灯する「おしらせランプ」機能を搭載。センサーが思った通りに動作するかを確認しながらカメラを設置できるし、ネットワーク接続が機能しているかも一目で確認できるので、より安心して使える。USBカメラとパソコンの組み合わせでもネットワークカメラは作れるが、BL-C1なら消費電力は最大約1.9W。こちらのほうが圧倒的に省エネルギーだ。

    販売価格:17,800円 購入はこちら

    murauchi.com
    http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/murauchi/

    Radiant Silent-Master AMD EditionII/1600(Sycom)

    消費電力25WをうたうモバイルCPU、Turion 64 MTシリーズを搭載した省電力デスクトップマシン。省電力で発熱が小さいため、動作音が静かなのが大きなメリットだ。これにはCPUだけでなく搭載されているヒートシンクも一役買っている。79×105×50mmという大型の「PAL8150T」(アルファ製)を採用しており、CPUクーラーのファンレスを実現している。しかも、CPU以外はAMDプラットフォームにおける定番パーツを使って構成されているので、価格が比較的低くおさえられているのも嬉しいところだ。

    販売価格:62,800円 購入はこちら

    Sycom
    http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/sycom/

    17型ディスプレイ LCD-A175GW(アイ・オー・データ機器)

    省スペースと低消費電力が特徴の17型液晶ディスプレイ。スタンド部の奥行きは19.5cm以下と薄く、机の上を広々と使えるのに加え、電源回路を内蔵しておりACアダプタも必要ない。消費電力は最大42Wと控えめで、明るさを若干落とす「ECOモード」時はさらに約3分の2となる。待機電力は1W。環境負荷の小さい製品の導入を推進する「グリーン購入法」の基準も満たすモデルとなっている。

    販売価格:30,135円 購入はこちら

    NTT-X Store
    http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/nttxstore/

    PC98-NX Mate MA12T/E(NEC)

    いまから振り返ると、Pentium III世代のCPUは実用的な性能と消費電力がうまくバランスしていたように思える。主に5年くらい前のパソコンに搭載されていたCPUだが、オフィスソフトを使うには現在でも十分な性能で、そんなに強力なクーラーを付けなくても十分動作が可能だ。今回ご紹介するPC98-NX MateはNECの法人向け省スペースマシン。CPUはPentium III 1.2GHzで、メモリ128MB、HDD40GBを搭載。チップセットは定評のある815E。パワーユーザーならHDDなどのアップグレードも可能だろう。

    販売価格:17,800円 購入はこちら

    PCNET U-Station
    http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/ustation/

    Super DVD Zcopy 4 Gold(インターコム)

    1枚のDVDに入りきらないMPEG-2動画ファイルを、極力画質を落とさずに容量を小さくトランスコードし、DVDビデオとしてバックアップできるツール。パソコンやHDD/DVDレコーダーを使って撮り貯めた連続ドラマを圧縮して、1枚のDVDにできるだけ多くの回数収めたいといった用途に便利だ。最大8.5GBの記録が可能なDVD±R DLへの出力にも対応し、さらに長時間の動画を保存することができる。

    販売価格:3,980円 購入はこちら

    特価COM
    http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/tokkacom/

    Endeavor NT9500Pro(エプソンダイレクト)

    省電力性能とハイパフォーマンスを兼ね備えたCPU、というのがPentium Mの売り文句だったが、その特徴を引き継ぎながらさらにパフォーマンスを引き上げ、デュアルコア化も果たしたのがコードネーム「Yonah」ことCore Duoプロセッサだ。エプソンダイレクトの「Endeavor NT9500Pro」は、15型SXGA+(1400×1050)または15.4型WUXGA(1920×1200)液晶を備え、いち早くCore Duoを採用したハイパフォーマンスノート。グラフィックチップもMobility Radeon X1600(ビデオメモリ256MB)を搭載するなどこだわりが見られる。値下がりの激しいパソコン市場においてはやや高めに感じられるかもしれないが、十分性能に満足できるものを導入したほうが長く使えるだろう。

    販売価格:170,100円 購入はこちら

    エプソンダイレクトショップ
    http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/epsondirect/

    120倍速コンパクトフラッシュTS2GCF120(トランセンド)

    読み書きが高速ながらリーズナブルな価格で人気の、トランセンドのコンパクトフラッシュ。内部のメモリコントローラーはフラッシュメモリとデュアルチャネルで接続されており、最大120倍速(18MB/秒)の高速書き込みを実現している。一眼レフカメラはもちろん、コンパクトカメラでも800万画素クラスのデジタルカメラが増えている今、高速かつ大容量の記録メディアは必須アイテムだ。4GB、8GBの製品も用意されており、8GBでも54,800円と、ほぼ容量に比例した価格。カメラが対応していることさえ確認できれば、大容量のものを用意しておいたほうが結局は得ということもある。

    販売価格:13,800円 購入はこちら

    イートレンドオンラインショップ
    http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/etrend/

    MapFan PLANNER DVD全国版(インクリメントP)

    自動車は便利な乗り物だが、ひとたび渋滞に巻き込まれたら目的地にいつ到着できるのかまったく予定が立たなくなってしまう。しかも、時間がかかるのに加えて余分な燃料を消費してしまうので、経済面でも環境面でもよろしくない。「MapFan PLANNER」は、デジタル地図の定番「MapFan」にドライブ計画支援機能を追加したソフトで、インターネット接続によって最新の渋滞情報を地図上に表示することができる。今回ご紹介する「DVD全国版」はネットワーク環境がなくてもDVDから地図を読み出して使用でき、もちろんオンライン時は最新の地図データや天気予報などを表示することも可能だ。

    販売価格:11,800円 購入はこちら

    ネットでお仕事.com
    http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/netdeoshigoto/

    ScanSnap FI-S500(PFU)

    効率の良い管理と省資源を実現するために書類は全部デジタルデータにしてしまおう、と誰もが一度は決意するものだが、実際には従来の紙資料をスキャンする作業がおっくうで、なかなか実現できないものだ。両面スキャナの定番「ScanSnap」は、毎分18枚(36ページ)という高速さ、ADFに資料をセットしたらボタンを押すだけという簡単さが何よりのメリットだ。おかげで、貯まった書類も一気にデジタル化できる。Acrobat 7.0 Standardのフルバージョンがバンドルされてこの価格というのも、言うまでもないポイントだ。

    販売価格:49,800円 購入はこちら

    アクセス
    http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/access/



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