【コラム】

決め打ち千本ノック

35 なぜビートなのか? バタ足のためのビート板

日高彰  [2005/08/06]

前回の記事で「プールに行く機会はなさそう」と書いた筆者だが、そのプールの話をしているときに、「そういえば『ビート板』って、何でビート板って言うんだ?」という話題が出てきた。

大辞林第二版(三省堂)で「ビート」を調べると、「beat 水泳で、足で水を打つこと。クロール泳法のばた足など」とあった。なるほど、バタ足をするための板か、と分かった気になったのだが、昔通っていたスイミングスクールではバタ足のことは、確か「キック」と言っていた。手近にあるいくつかの英和辞典をめくっても、「beat」には「羽根をバタバタさせる」といった意味は見られても、バタ足とは書いていない。しかも、ビート板は英語では普通「kickboard」と呼ばれており、「beatboard」と言ったら、跳び箱など体操競技で使う「踏み切り板」のことを指すようなのだ。

結局、限られた時間の中では誰が「ビート板」の名付け親なのかはわからなかったが、「足を"beat"させるための補助板」と理解してひとまず妥協することにした。さてこの「beat」は、もちろん音楽でいう「ビート」と同じ意味。iTunes Music Storeも始まったことだし、今回はビートを愉しむためのサウンド関連製品を集めてみた。

GX-77M(オンキヨー)

オーディオについて詳しい人に聞くといろいろなアドバイスをされるが、何も手を付けていない状態から最初にいじるべきところは何かと尋ねると、まずスピーカーを買えと言われることが多い。パソコン本体を買ったときに付属していたスピーカーを漫然とそのまま使っているという方も多いと思うが、耳に最も近い「音の出口」を整備するのが音質改善には最も効果が高いということだ。オンキヨーのGX-77Mは、2003年末に発売されて以来パソコン用スピーカーとしては長らく高い人気を誇っているアンプ内蔵モニターで、RCAピンジャックによるアナログ入力のほか光デジタル入力も可能。さらに低音がほしいというユーザーのためにサブウーファー出力も用意されている。

販売価格:16,000円 購入はこちら

NTT-X Store
http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/nttxstore/

UA-101(ローランド)

パソコンでサウンドを取り扱うというと、MP3やオリジナルCDを作ってみるといった用途が多かったが、最近ではそれに加えて、民生機を超える高水準なフォーマットを取り扱えるというメリットも少しずつ認知されるようになってきた。ローランドのUA-101はUSB2.0接続のオーディオインタフェースで、これをパソコンに接続すると最大24bit/192kHzでの録音再生が可能になる。例えばレコードのデジタル音源化をするとき、いまは確かにCDの16bit/44.1kHzでいいかもしれないが、将来もっと高いフォーマットのメディアが普及したら、また録音しなおしたくなってしまうかもしれない。だったら、最初からハイエンドの環境で保存しておけば安心というわけだ。

販売価格:58,001円 購入はこちら

murauchi.com
http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/murauchi/

Radiant Silent-Master AMD Edition/1600(Sycom)

いかに自慢のオーディオシステムを完成させたとしても、部屋の隅でパソコンが大きな動作音を立てていたら台無しだ。パソコンの騒音源はいくつかの部分があるが、特にCPUファンは口径が小さいためにケースファンなどに比べて回転数が高いことが多く、音が気になりやすい。サイコムの「Radiant Silent-Master」シリーズはモバイルCPUを利用することで冷却ファンの動作音を抑えた静音デスクトップマシンだが、今回AMDのTurion 64を採用したモデルが追加され、従来に比べて低価格ながらCPUクーラーのファンレス化を実現。ケースファンも静音タイプのものになっているなど、クーラー以外にも工夫が盛り込まれている。

販売価格:62,800円 購入はこちら

Sycom
http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/sycom/

Power Mac G4 Digital Audio/533MHz(アップルコンピュータ)

Power Macの各世代には、「AGP Graphics」「Gigabit Ethernet」など、その世代で加えられたフィーチャーを表すシリーズ名が付けられている。その中でオーディオに関する名前が付けられているのが、2001年に発売された「Digital Audio」。デジタルアンプを搭載しており、対応スピーカーを直接接続できるApple Speakerポートが用意されているのが特徴だ。

販売価格:54,800円 購入はこちら

PCNET U-Station
http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/ustation/

FMV-BIBLO NX70LW(富士通)

17型ワイドの大画面が人気のFMV-BIBLO。デスクトップパソコンを超えるほどの大迫力でDVDやTV鑑賞が楽しめるが、こだわっているのは画面だけではなく、実はスピーカーにも力を入れており、左右にサテライトスピーカー、本体前端にサブウーファーを搭載している。ノートパソコンでありながら、アンプやスピーカーを外付けしなくても意外に良い音でサウンド再生が行える。

販売価格:258,000円 購入はこちら

アクセス
http://pcweb.mycom.co.jp/pcshops/access/



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