ついに日本でもApple Payが使用できるようになりました。iOS 10.1にアップデートすると、再起動の際にカードの登録を案内する画面が表示されるので、早速登録された方も多いのではないでしょうか。このタイミングで登録しなかった、という場合も後で「Wallet」アプリから登録が可能です。今回はApple Payで使うクレジットカードの登録方法をご紹介します。

Apple Payって何? ということについては前回の記事を参考にしてください。

Walletにカードを登録する方法

まずはiOSを最新版にアップデートします。アップデートの手順はこちらを参考にしてください。

アップデート後にiPhoneが自動的に再起動すると、Apple Payのカード登録画面が表示されます。

カード登録を促す画面。すでにApple IDの「支払い方法」にクレジットカードが登録されている場合は、自動的にそのカードの番号が入力されています

このカードをApple Payに使ってOKなら、セキュリティコードを入力して「次へ」。使用しない場合は「ほかのカードを追加」または「Walletであとで設定」をタップ

「利用条件」が表示されたら「同意する」をタップ

続いて、カードの認証を行います。今回はSMSを使用します。

自分の電話番号下四桁が表示されていることを確認し、SMSを選択して「次へ」

「メッセージ」に認証コード(6桁の数字)が届きます

Walletを開き「コードを入力」をタップ。先ほどの認証コードを入力して「次へ」をタップ

これでカードが使用できる状態になりました

ところで、クレジットカードにはApple Payに対応しているものと対応していないものがあります。

現在Apple Payに対応しているカード発行元/ブランド一覧

もし対応していないカードの番号を入力してしまったらどうなるのでしょうか? 支払時にエラーになっちゃう? いえいえ、大丈夫です。非対応のカードは自動的に判別され、登録されないようになっています。自分のカードが対応か非対応か、分からなければとりあえずカード番号を入れてみてください。

Apple Payに対応していないカードは登録できない仕組みになっています

iPhone 6/6sシリーズ&SEでも

OSアップデートの際にカード登録をしなかった場合でも、後でWalletからカードを登録することが可能です。別のカードを追加する場合もここで行います。

Walletアプリを開き、右上の「+」をタップ

後の手順は最初にご紹介した内容と同じです

この記事中で登録した「楽天カード」は、iPhone 7/7 PlusならQUICPayとして店舗での決済に使うことができます。しかし今回はiPhone 6sを使用したため店舗では利用できません。では、なぜ6sでもカードが登録できるようになっているの……?

それは、アプリやWebサービスなどのオンライン決済なら、iPhone6/6sシリーズおよびSEも対応しているからです。次回はオンラインでのApple Payの使い方をご紹介します。