iOS 9では、OSやアプリの動作を効率化させることでバッテリーがより長持ちするようになりました。Appleでは標準で約1時間長く使えるようになったと説明しています。iPhone 5s以降をお使いならアップデートしなくてはソン! さらに、バッテリー管理においても細かな機能がいろいろと追加されています。

ムダにバッテリーを消費しているアプリをチェック

「設定」の「バッテリー」では、アプリごとのバッテリー使用量を一覧できます。どのアプリがバッテリーをより多く消費しているかを確認してみましょう。

「設定→バッテリー」を開く

「バッテリーの使用状況」で、どのアプリがどれくらいバッテリーを試用しているのかが表示されます。時計アイコンをタップすると使用時間も確認可能

最近使用していないのにバッテリー使用量の多いアプリがあれば、バックグラウンド動作を停止することでバッテリーの節約につながります。

「設定→一般→Appのバックグラウンド更新」を開きます

あまり使っていないのにバッテリー使用量の多いアプリについて、ここの項目をオフにします

あと何%? バッテリーの残りを詳しく表示

ホーム画面上部のバッテリー残量表示はアバウトにしかわかりませんが、ウィジェット画面ではパーセンテージで表示されます。ウィジェット画面はホーム画面の上端に収納されています。

画面の上端からウィジェット画面を引き出します

「今日」のタブをタップ。iPhoneのバッテリー残量がパーセンテージで表示されます。Apple Watchが接続されていれば、そちらも表示されます

画面上部を常時パーセンテージ表示にすることもできます。

「設定→バッテリー」を開く

「バッテリー残量(%)」をオンに

いよいよ厳しくなったときの奥の手が

iOS 9では、バッテリー残量が20%を切ると「低電力モード」へ切り替えるメッセージが表示されます。低電力モードではアプリのバックグラウンド動作を休止したり、処理能力を抑えることでバッテリー消費をギリギリまで減らし、駆動時間を最大3時間延長できる機能です。充電できないけどバッテリー切れは防ぎたいという時に便利ですが、全体的な動作が遅くなります。

バッテリー残量が20%を切ると、低電力モードへの切り替えを勧めるメッセージが表示されます。

低電力モードを利用するときはこちらをタップ

この画面が出たら「続ける」をタップ

低電力モード中はバッテリーが黄色で表示されます

手動で設定することも可能です。

「設定→バッテリー」を開く

「低電力モード」をオンにします