せっかくプレゼンテーションするのなら、カッコ良くスクリーンに映したいものですね。『Keynote』アプリでは、様々な効果を使って動きのあるプレゼンテーション資料を作成できます。

ページを切り替える「トランジション」

プレゼンテーションのページを切り替える際のアニメーション効果を設定してみましょう。

「ツール」→「トランジションとビルド」をタップ。画面がアニメーション編集モードになります

編集するスライドを選択して「+」をタップ

「エフェクト」で動きの種類を選択。「再生」で動きのサンプルを見ることができます

「オプション」では動く方向や速さ、動き始めるタイミングなどの調整が可能

「終了」をタップで元の画面へ

再生ボタンで全体の動きを確認。「終了」でアニメーション編集モードを終了します

テキストや画像に効果を加える「ビルド」

ページの中に配置したテキストや画像一つずつにも効果を加えることができます。プレゼンの進行に合わせて、タップ(クリック)で次のテキストを表示させたり、棒グラフを1本ずつ出すなど、細かな演出が可能です。

「ツール」→「トランジションとビルド」でアニメーション編集モードに

テキストや画像を選択して「+」をタップ。「イン」は画面に現れるアニメーション、「アウト」は画面から消えるアニメーションです

「エフェクト」でアニメーションの種類を選択

「オプション」で動きの速さや再生タイミングを調整

「表示方式」ではグラフやテキストの段落を一括で動かすか/部分ごとに動かすかを設定

「順番」はスライド内に複数のアニメーションがある場合の再生順。ドラッグ&ドロップで入れ替えが可能

再生ボタンでアニメーションをプレビュー。「終了」で元の画面へ

再生ボタンで全体の動きを確認。「終了」でアニメーション編集モードを終了します

こんな効果もあります(上から、炎・打ち上げ花火・彗星)

エフェクトはスライドを華やかにしてくれますが、これに捉われるとなかなか作業が進まなくなってしまいます。資料作りのステップとしては、まず中身をしっかり完成させてから、最後に見せ方・目立たせ方の工夫として適度に加えていくのが良いでしょう。