前回に引き続き、iPhoneを修理に出す場合の手順や料金をご紹介します。修理の申し込み方法や事前の準備については前編でご確認ください。
郵送修理・交換をする場合
故障した端末をAppleへ送り、修理後に受け取ります。SIMを抜き、ケースなどのアクセサリ類も全て取り外して、宅配業者が専用の箱を用意して引き取りに来たら、本体だけを入れて送付します。修理中は、各キャリアのショップで代用機を借りる事もできます(同機種とは限りません。各ショップへ問い合わせてください)。
なお修理代にプラス3,400円で、交換機(同機種)を先に届けてもらい、入れ替えで故障した端末を送る「エクスプレス交換サービス」も利用できます。Appleのサポートプログラム「AppleCare+ for iPhone」に加入していれば、サービス料無料でエクスプレス交換サービスが利用できます。(「AppleCare+ for iPhone」については別の機会に詳しくご紹介します。)
アップルストアに持ち込む場合
アップルストアが近くにあるなら、店舗内の「Genius Bar」を利用しても良いでしょう。「ジーニアス」と呼ばれるApple認定技術スタッフが直接サポートしてくれます。事前に予約ページから利用予約をしていきましょう。
で、いくらかかるの?
気になる修理代金ですが、購入日から1年以内の製品保証期間内であれば、修理サービスは無料。ただし、過失や分解・非正規修理・不正改造などによる損傷は期間内であっても保証対象外です。また、過去に分解や非正規修理を行ったものも対象外になり、修理を受け付けてもらえません。
保証対象外であっても、ガラス割れなどの損傷、水没などの場合は有償で修理が受けられます。この場合の料金は、iPhone 5なら最大で20,801円、iPhone 4Sなら同じく17,800円となっています。
AppleCare+ for iPhoneに加入している場合は、製品保証が2年間に延長され、修理・交換になった場合も4,400円(2回まで)のサービス料だけでOKです。
iPhone 5の修理代金の目安
条件 | 内容 | 金額 |
---|---|---|
保証期間内(1年間)/保証対象の修理内容 | 動作不良など | 無料(端末交換の場合も同じ) |
保証期間内(1年間)/保証対象に含まれない修理内容 | 過失による損傷/液体の侵入が認められた場合の動作不良など | 20,801円(端末交換の場合。これより安くなる場合もあり) |
保証期間終了後 | 動作不良、過失による損傷/液体の侵入が認められた場合の動作不良など | 20,801円(端末交換の場合。これより安くなる場合もあり) |
AppleCare+ for iPhone 保証期間内(2年間)/保証対象の修理内容 | 動作不良など | 無料 |
AppleCare+ for iPhone 保証期間内(2年間)/保証対象に含まれない修理内容 | 過失による損傷/液体の侵入が認められた場合の動作不良など | 4,400円(2回まで可) |
修理不可 | バラバラになるほどの損傷、分解・非正規修理・不正改造をしたもの | - |
自分のiPhoneはまだ保証期間内? AppleCareに加入していたっけ? という確認はこちらのページで(本体のシリアル番号が必要です)。