熟考の末、Apple SIMの利用はやめて、iPad ProのSIMはFREETELに

第29回　iPad Proへの道　その5 iPad ProのSIMはFREETELに

12月16日、Apple PencilとSmart Keyboardのお届け予定日になったけど未だに届いていません。おーい、忘れてないかー。

ということで今回はその2で買う予定だったApple SIMをどうしたかというお話など。買う気満々だったApple SIMに二度も振られたことで、なんだか買う気が失せてしまった頃。友人からこんなツイートが。

「auのデータプリペイドって有効期間が31日だよ」

ええっ、チャージしたらその分切れるまで使わせてくれるんじゃないのー？プリペイドってそんな契約になってんのか。おそらくほとんどモバイルデータ通信を使わないiPad ProのSIMは緊急用で1GB入れて、切れたら追加すりゃいいやって思ってたんだけどな。うーん。

そしたら他の友人から今度はこんなコメントが。

「iPadならFREETELがいいよ! 回線も速いし」

ええっ、FREETELってどこどこ？
で、調べてみたら。ああ、あれか、「for iPhone/iPad」を謳ったSIMで月額299円(税抜)から使えて、何よりApp Storeからのダウンロード時のパケット料金が無料になるっていう。確かにこれなら使わない月は299円から始められるからいいかも!

ってことでFREETELのSIMを仕入れてみることにした。

データ通信用に最適なFREETEL SIM

さてFREETEL SIM、初期手数料は3,000円(税抜)。これはSIMカードを買う価格に含まれているので、Amazonなど通販サイトからカードを買えばOKなのだ。てことでサクッとAmazonで購入。数日で到着。

SIMカードがきたらWebサイトから開通作業をしてiPad Proに挿入。FREETEL用のプロファイルをインストールすればすぐに開通となる。このときLTE表示が出ない場合は、一度iPadを再起動してみよう。多くの場合、それでLTE通信が可能になる。

ここで注意する点。最低料金で使いたい、自宅で使うのが基本の人は、開通だけ確認したら［設定］－［モバイルデータ通信］を「オフ」にしておこう。もしオンにしたままにするのなら、せめて同じところにある「Wi-Fiアシスト」を「オフ」にしておこう。これはWi-Fiの調子が悪いときに自動でモバイルデータ網に繋ぎに行く機能で、例えばWi-Fiが通っている自宅でも通信状況が悪いとモバイルデータ通信に切り替わる。多くの人がこの機能のおかげで通信制限を食らっていたりする。特にFREETELの場合は料金に関わる部分なので必ずオフにしておこう。

通信速度はあくまでも目安だけど同じ場所、同じ時間にiPhone 6s Plusに入っているIIJmioのSIMと比べてみたところ、十分高速で実用に全く問題なし。

あとは使用料金。利用開始から2週間、iPad Proは旅行先で少し通信をした程度だったけど、もう200MBを使っていて今のところ今月の請求は2段階目の499円(税抜)。まぁ最近のWebサイトは写真も多いし仕方ないか。それより何よりiPad Proをどこに持ってっても通信環境があるってのは安心できるし大事だ。

そしてApp Storeからのダウンロードはカウントされないという部分。実際にはモバイルデータ通信でApp Storeからダウンロードできるのは100MB以下のもののみなので、そこまで大きなポイントではないかもしれないけれど、そもそも100MBを超えるアプリなんて大きなゲームの一部だけ。普通のユーティリティやアプリであればダウンロードし放題なのはやっぱり安心だ。

ちなみにFREETELには通信速度を200kbpsに制限する「節約モード」という機能もあり、これはWebサイトのマイページから設定可能。基本メールとメッセージくらいしかしないという人ならこれで十分だろう。

さぁこれで通信環境も整った。あとはApple PencilとSmart Keyboardが来たら外に持ち出してブログの更新とか……ああ(泣)。