iPhone/iPadでラジオを聞こう!

通勤中や休憩中の暇つぶしや情報収集にもiPhoneやiPadといったスマートデバイスは活躍するが、いつも画面ばかり見ているのでは目が疲れてしまだろう。しかしあらかじめ入れておいた音楽を聴くばかりでは飽きてしまう、新しい情報が欲しいということもあるだろう。そういう時に使いたいのがラジオだ。

もちろん、携帯用ラジオを持ち歩こうということではない。災害用には役立つといっても、毎日持ち歩くとなると大変だ。それよりも、スマートデバイスで直接ラジオ放送を聞こう。複数のラジオ局が提供している番組をそのまま聴けるのが「radiko.jp」だ。

radiko.jp

地域から放送局を選んで番組を探す

利用にあたってのユーザー登録は不要だが、その場合に聴くことができるのは、その時にいる地域で放送されている番組のみだ。東京にいながら北海道の番組を聴きたいというような場合には、あらかじめ月額350円(税別)のプレミアム会員登録をしておこう。

プレミアム会員登録をしていない場合は「ログインせずに利用する」を選択

無料ユーザーとして利用する場合は「ログインせずに利用する」を最初の画面で選択、プレミアム会員ならば「ログインする」を指定する。ログインしていない場合、現在地を識別した後、その地域の放送局リストが表示される。ログインしていない状態でも別地域の放送局は確認できるから、プレミアム会員になるかどうかは放送局を見てから決めても良い。

現在いる地域の放送局一覧が表示される

ログインしていなくとも別地域の放送局は確認可能だ

聞きたい放送局をタップすると、その局で現在放送している番組が表示される。上下にスクロールして前後の時間に放送している番組を確認することもできるが、左右にフリックすると放送局を移動できる。目当ての番組があるのに見つからない場合は、下部のメニューから検索画面を表示し、番組名や出演者名で検索することもできる。番組を指定すれば、自動的に放送が開始される。

放送局を選択すると番組表が表示される

キーワード検索での番組探しにも対応

関連情報を確認しながら楽しく聴こう

番組を選択した後は、情報タブを確認しよう。「番組情報」タブでは基本的な番組の紹介や関連するサイト、投稿用メールアドレスなどと、番組側から提供されるトピックスが表示される。また「タイムライン」では指定されたタグをつけて投稿されたTwitterの発言等が一覧化されるから、同じ番組を聞いている人や出演者のコメントが見られる。

「番組情報」では基本情報の確認とトピックスが見られる

「タイムライン」ではSNSの反応をチェック

放送中に上のボタンで停止、再生のコントロールができる。またいろいろな画面をたどってしまって元の番組画面に戻れない時は「聴取中」をタップすればすぐに戻してもらえるはずだ。音楽を流す番組の時は「オンエア曲」というタブが表示されることもある。ここでは番組で流れた曲に冠する情報を確認でき「購入」で販売サイトへ移動して実際の購入も可能だ。

「オンエア曲」では番組で流れた曲の購入やチェックができる

気に入った番組や曲を「クリップ」で活用

「オンエア曲」や、「番組情報」には「クリップ」というアイコンが表示されている。これはブックマークのようなもので、「クリップ」したものは下部の「クリップ」ボタンをタップした画面で一覧化される。後でまとめて確認したいというような時に便利だ。

番組をクリップした場合、番組名の下に「プッシュ通知」という項目が表示される。これを「ON」にすると、番組が開始されるタイミングで通知を受けることが可能になる。ファンになった番組があれば、この機能を利用して毎日や毎週、聞き逃さないようにするのもよいだろう。

楽曲や番組に添えられている「クリップ」をタップしてコレクションする

番組をクリップすると「プッシュ通知」を受けられる

チャンネルや曜日を指定してプッシュ通知を設定すれば聞き逃しがない

また「クリップ」したものなどから「共有」を利用してTwitterやFacebookへの投稿を行うことも可能だ。1人でじっとラジオを聴いて楽しむのもよいが、お勧めの番組を紹介したり、番組内で出てきた話題について意見を述べたりしたい時などにSNSを利用するとより楽しめる。

番組や楽曲についてコメントを添えてSNSへ投稿するのも楽しい

このほか、「設定」で「オフタイマー設定」という項目を利用するとラジオを聞きっぱなしの状態から自動的にオフにしてもらうことが可能だ。寝る前のリラックスタイムにラジオを聴いていたいという時はこれを利用するとしっかり電源がオフしてもらえるし、昼休みに15分タイマーで目を閉じておけば聴きながら時間経過を知ることもできる。

また「radiko.jp」のアプリを離れてもバックグラウンドで稼働しつづけ、音は流れてくれる。好きな番組を聴きながらブラウジングする、何かの作業のお供に音を流しておくといった使い方も可能だ。静かすぎる環境では作業がはかどらないというような人の助けにもなるアプリと言えるだろう。

オフタイマー設定をしておけば睡眠導入への利用もしやすい

利用料金:無料

制作者:radiko

radiko.jp