【連載】

Google世代の整理術「デジタル情報整理ハックス」

47 DailyFeedでまとめてしまう

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よくある問題:RSSが未読であふれるのはイヤだけど、リーダーは1つに絞りたい

以前、本連載の第40回で、私はRSSリーダーを更新頻度によって使い分けるというライフハックを紹介しました。

(1) 1日に1回未満の更新頻度=ティッカー型でウォッチする
(2) 1日に1回程度の更新頻度=普通のRSSリーダー(Googleリーダー)
(3) 1日に2回以上の更新頻度=マイポータル(iGoogleなど)

なぜこうした方法でやっているかというと、特に(1)と(3)が混ざってしまうことによって、RSSリーダーが一気に手におえないものになると考えるからです。3日に1度とか、1週間に1度とか、場合によっては月に1度でもチェックしたいブログなどは、基本的には更新さえされれば読むのです。そもそも更新頻度が少ないから、読むことができるということもあります

私自身は、今でもこういう風にやっていますし、これで十分に便利ではあります。Macを使っているということもあり、キー1つでダッシュボードのRSSリーダーを呼び出せますし、そのリーダーに登録されているフィードの更新頻度が低いので、「読まなければ」という強迫観念にとらわれることもありません。

ただ、1日2回から3回の更新頻度ならまだしも、20回近く更新されているニュースサイトからの情報は、他のリーダーにためても、読み流しがあまりにも多くなり、どちらかというと「検索する対象」になってしまいます。

それはそれでいい、と割り切ってもいいのですが、検索するだけなら、わざわざフィードをとっておく必要もなさそうです。Googleで検索をかけても、どのみち引っかかってくる可能性がけっこう高いはずです。

となると、もはやフィードを登録しなければいいということになりますが、完全にやめてしまうのも未練が残る。この辺はやはり、私も情報依存気味の現代人ということになるのかもしれません。

しかし、どういう形態で情報が送られればいいかと考えると、解決の糸口が見えてきます。よく考えてみると、どこまで読んだか、どの辺を読んでいないかを、はっきりさせればいいのです。これを何とかできればよさそうです。「未読」と「既読」にこだわってしまうのも、そもそも何を読んだかをはっきりさせたいという心理があればこそです。

ライフハック:DailyFeedでまとめる

新聞と同じで、1日の記事をまとめて届けられれば、隅々まで読まずとも「これは読んだ」と思うことができます。

そこで、DailyFeedというサービスの登場です。これは、1日に何度も更新されるニュースサイトを、1日単位でまとめて、改めてRSSとしてはき出してくれるというサービスなのです。

もちろん、改めてはき出されるのもフィードですから、これをRSSリーダーに登録してやればいいわけです。そうすれば、1日単位で、その日に更新されたニュースを一覧できるというわけです。

この方法なら、RSSリーダーをわざわざ使い分けずとも、1日1更新以下と1日2更新以上のフィードを、同じリーダーでも別々のフォルダなどで分類すればいいことになります。

あるいは、私はこうしているのですが、1日1更新以下のフィードをあるRSSリーダーで購読し、1日2更新以上のニュースサイトは、DailyFeedでまとめて、これを登録する専門のRSSリーダーを、他に用意するという手もあります。

いずれの場合でも、手順はきわめて簡単です。DailyFeedを訪れると、次のような画面が現れます。ここで指示されているとおり、頻繁に更新されるニュースサイトのURLを入力し、フィードをはき出してもらいます。

試しに、「マイコミジャーナル」のURLを入力してみると、1日の平均更新頻度も教えてくれて、さらに、どのRSSリーダーを利用するかまで選択できるようになります。

RSSの登録画面

これを、Googleリーダーで購読すると、次のように見えます。

DailyFeed経由で購読した記事の一覧

仮に1日100件あっても、これならざっと読み取ることで、どの記事をじっくり読むかをすぐに決められます。また、1日に何度も新しい情報が送られてくることもなくなるため、心理的な意味ですが、安心して購読していけます。

また、どの日のニュースがまだ未読で、どの日のニュースはすでに「チラ見」であっても読み終わっているかが、一目瞭然です。この意味では、どの新聞がまだ未読で、どの新聞を読んだのかよりもわかりやすく、デジタルで情報をチェックするメリットを享受できるようです。

メールなどでもそうですが、私は、今のように断続的に情報が流れてくる時代にあって、時間で区切って読んでいくというのが必要だと思っています。特に個人のブログなどの場合、たとえかなり頻繁に更新しているにせよ、時間の流れにそった生活感があるものですし、1日で区切ると、更新情報の流れがとてもよくわかるようになるからです。そうしたものを意識しつつ読んでいくと、記事内容がよりよく理解できるのです。

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インデックス

連載目次
第54回 書評をコツコツ書き貯める
第53回 ブラウザで進捗管理
第52回 スキャンした雑誌・書籍の全文検索
第51回 異なる環境で同じブックマークを使う
第50回 電車の乗り換え情報をアレンジする
第49回 ブラウザのタブを整理する
第48回 電子ファイリングで雑誌をデジタル化する
第47回 DailyFeedでまとめてしまう
第46回 そこで忘れずにこれをする
第45回 タスク情報を整理する
第44回 Twitterの情報を整理する
第43回 情報と情報源
第42回 メールの整理を難しくする「心理」を納得させるテクニック
第41回 「Googleデスクトップ」でEVERNOTEのデータも検索してしまう
第40回 すぐに未読であふれるRSSリーダーをどうするか
第39回 EVERNOTEの階層式タグを使う
第38回 Webサイトの記事を一気に読む
第37回 情報整理と文書作成をひとつのツールで
第36回 EVERNOTEとGmailを組み合わせて強力な検索機能を使う
第35回 異なるブラウザでブックマークを同期する
第34回 フォルダ+タグの使い方の一例
第33回 紙copiNetで一気に大量にチェックする
第32回 PDFファイルは開きたくない
第31回 「情報ノート」をタスクリストとしても使いたい
第30回 あれとあれが一緒になれば
第29回 本で得た知識をまとめたい
第28回 IT時代の記憶術
第27回 中途でやめたサービスのデータは…
第26回 情報からアイデアを発想する
第25回 活用したいと思った情報を必ず活用する方法
第24回 ぼんやりした記憶を頼りに検索する
第23回 「とりあえずとって」おきたくなる原因
第22回 書籍もタグで管理する
第21回 「どうしてもとっておきたいエントリ」はどうするか?
第20回 よくある問題 ブックマークはもちろんしています
第19回 大事な情報に限って出てこない
第18回 連絡先情報をどうするか?
第17回 よくある問題 取っておいても読むチャンスがない
第16回 文字情報をとにかく貯めておく
第15回 英語サイトから情報を!
第14回 分類のされかたを研究する
第13回 ネットで気になる情報。とりあえずどうする?
第12回 タグ自体はどう整理する?
第11回 趣味で文具を買っていませんか?
第10回 情報は回遊させる
第9回 大事な情報はトスアップする
第8回 情報の一元化は超難題
第7回 よくある問題 メールの整理ができない!
第6回 ブックマークを同期する
第5回 よくある問題 RSSリーダーの中の大事な情報
第4回 「仕事用資料」の埋没を防ぐには
第3回 よくある問題 情報のタスク化
第2回 よくある問題 [あとで読む]でも読まなくなる
第1回 よくある問題「タグ」を扱う難しさ

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