【連載】

ちょっと便利なGoogle活用術

31 タブを上手に管理してChromeを快適にしよう

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Chromeの中を見るタスクマネージャーを使ってみよう

Google Chromeは高機能で便利なブラウザだが、環境によってはたくさんのタブを開くと重く感じられるという人もいるようだ。そんな時、どのタブのせいで重くなっているのかなどの原因を探る方法がある。

Windowsには動作がおかしくなっているアプリケーションなどを見つけてコントロールするための機能として「タスクマネージャー」が用意されている。パワーユーザーになると、必要がないのに動いているユーティリティなどをここから止めて動作を軽快にしたり、異常を起こしている機能を再起動させたりと日常的に使っている人もいることだろう。

Windowsの使いこなしに役立つ「タスクマネージャー」

実は、Chromeにも同じような機能がある。PC全体を見るのではなく、あくまでもChromeの中だけを見てくれるタスクマネージャーだ。起動は設定ボタンからメニューを表示し、「その他のツール」の「タスクマネージャー」を選べばよい。

メニューから「タスクマネージャー」を選んで起動

「開いているタブ数の割にPCが重い」「何かが悪さをしていそうだけれど、どれが犯人だかわからない」といった時に頼りになる機能だ。

タブや拡張機能を直接終了

タスクマネージャーを起動すると、画面にはChrome上で動いているタスク、それぞれのタスクがメモリやCPUをどれくらい使っているか、ネットワークアクセスをどの程度しているのかが表示される。上部の「タスク」などをクリックすれば、タスク名順やメモリ使用量の多い順などに並べ替えができる。

タブや拡張機能の動作具合が一覧表示されるChromeのタスクマネージャー

開いているタブだけでなく、拡張機能も一覧に入っているから、新たに拡張機能を入れてみた時などは動作具合を確認してみるとよいだろう。極端にメモリ消費が多いようなら、類似の別の機能に変更してみてもよさそうだ。

ちなみに、このタスクマネージャーでもタスクを選んで「プロセスを終了」をクリックすると、Windowsの場合と同じように終了させることはできるのだが、異常終了という扱いになる。拡張機能はクラッシュしたというポップアップが表示されるし、タブを閉じた場合はエラーとなる。タブを閉じたいだけなら、メモリを大量消費している犯人をタスクマネージャーで見つけたら、普通に閉じるほうがオススメだ。

拡張機能は直接終了させるとクラッシュ扱いになる

タブはタスクマネージャーからの終了ではエラーになるので、普通に閉じたほうがよさそうだ

起動時に開くタブを指定しておこう

特にメモリを大量に消費するタブがあるならば、別のブラウザと併用するなどして、メインブラウザが異常終了しないように調整するとよい。しかし、別のアプリケーションとの兼ね合いや、その時たまたま開いたページなどの都合で思いがけずトラブルが発生することもあるだろう。

そんな時、すぐに元の作業環境を取り戻すために有効なのが、Chromeの起動時にたくさんのタブを開きながら起動してくれるようにする設定だ。メニューボタンをクリックした後「設定」を開き、一番下の「起動時」という部分を確認してほしい。

「新しいタブページを開く」にチェックが入っている場合、空のタブを1つ開きながら起動する。毎回新しく開き直したい人用の設定だ。「前回開いていたページを開く」では、終了時に開いていたタブを復元してくれる。毎日同じタブを開いて作業しているような場合、これが便利だろう。

「設定」の「起動時」でChrome起動時の動作を指定できる

ただし、この設定には少し問題がある。まず、何か問題のあるページを開いたことがきっかけでトラブルになっていた場合、そのページも開いてしまうことだ。読み込み完了前に素早くタブを手動で閉じてやることはできるが、落ち着かない。

また「前回」というのは、前回最後に閉じたウィンドウを示す。複数のウィンドウに分けて作業している時や、シークレットウィンドウを利用している時など、メインウィンドウを先に閉じてしまうと次回は期待したタブが開かれない。

そこで、自分が欲しいタブだけ確実に開きたい時に適した設定が「特定のページまたはページセットを開く」だ。チェックを入れると操作メニューが追加されるから、1つずつ追加したい場合は「新しいページを追加」をクリックしてURLを入力していこう。

オススメは、基本セットとなるタブを開いた状態で設定を開き「現在のページを使用」を選ぶことだ。一気に複数のサイトが登録される。右にあるメニューボタンをクリックすれば、1つずつ削除することもできる。さらに「新しいページを追加」で1つ増やすということも可能だ。

1つずつサイトを追加して行きたいなら「新しいページを追加」を使う

「現在のページを使用」では開いているタブを一気に登録可能だ

性能が低いPCで作業をしている場合、一時的に調べ物などで大量のタブを開いてしまって動作が重たくなった場合などは、タスクマネージャーによる原因究明と問題のあるタブの停止で対応するのが基本だ。しかし、起動時のタブ設定ができていれば、思い切って一旦終了してしまうという選択もしやすい。快適さアップのために、ぜひ事前に設定しておこう。

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インデックス

連載目次
第31回 タブを上手に管理してChromeを快適にしよう
第30回 いざという時の備え! Googleの安否確認アプリ「あんしん連絡先」を使おう
第29回 Chromeの設定を見直して快適にWebブラウジングしよう
第28回 Googleドライブの新アプリ「Backup and Sync」でバックアップをしよう
第27回 いつのまにか容量オーバーしていない!? Gmailを削除するテクニック(2)
第26回 いつのまにか容量オーバーしていない!? Gmailを削除するテクニック(1)
第25回 OK Google!からリニューアルしたGoogleアシスタントを使ってみよう
第24回 AndroidならGoogleの文字入力アプリを使ってみよう
第23回 絵心がなくても上手に描ける? AIお絵かきツール「AutoDraw」を使いこなす
第22回 PCとスマホで連動可能な「Google Keep」でメモをとろう(3)
第21回 PCとスマホで連動可能な「Google Keep」でメモをとろう(2)
第20回 PCとスマホで連動可能な「Google Keep」でメモをとろう(1)
第19回 Googleマップで店探しを極めよう!
第18回 「Google Spotlight Stories」と「Cardboard」でお手軽VRを楽しもう
第17回 終活にも有効!? 死後にGoogleアカウントを自動削除・通知してくれるツール
第16回 簡単&無料! GoogleドライブでOCRを使ってみよう
第15回 Google版LINE!? 新メッセンジャー「Google Allo」を使ってみよう(後編)
第14回 Google版LINE!? 新メッセンジャー「Google Allo」を使ってみよう(前編)
第13回 「Android Auto」でAndroidスマホを高機能カーナビにしよう
第12回 コツあり 「OK Google!」とスマートフォンに話しかければこんなに便利
第11回 紙焼き写真をすいすいデータ化できるGoogleアプリ「フォトスキャン」を使おう
第10回 パスワードを教えずにGmailの確認・返信をしてくれる代理人を作る
第9回 スマホには必ず入れておきたい「Google翻訳」アプリ
第8回 Chromeのパスワード保存機能を使いこなそう
第7回 面倒なコピー&ペーストにさよなら! 1タップでキーワード検索してくれる「Now on Tap」
第6回 履歴の秘密も守れる! Chromeのシークレット&ゲストモードを上手に使う
第5回 Chromeに機能を「チョイ足し」して便利にする
第4回 スマホで撮影した写真を容量無制限の「Googleフォト」に保存する(2)
第3回 スマホで撮影した写真を容量無制限の「Googleフォト」に保存する(1)
第2回 Googleアカウントがあれば誰でもできる「スマートフォンを探す」(2)
第1回 Googleアカウントがあれば誰でもできる「スマートフォンを探す」(1)

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