50万円を2年で返済終了する場合の月々の返済額を求める方法/100万円を5年間で貯める場合の月々の積立額を求める場合には、PMT(ペイメント)関数を使用します。

PMT関数は、関数の分類[財務]から使用します。

複数の金融機関の利息情報が入力された表

関数の書式

=PMT(利率,期間,現在価値[,将来価値][,支払期日])

利率:ローンの利率を指定
期間:ローン期間全体での支払回数の合計を指定 現在価値:ローンの現在価値、または元金を指定
将来価値:投資の将来価値を指定
支払期日:支払が行われる時期が期末の場合には0、期首の場合には1を指定。省略した場合には0と見なされる

使用例1:50万円を返済する場合の月々の返済額を求める

B6:=PMT(B3/12,B4*12,B5)

PMT関数ダイアログボックスの指定方法

[利率]は年率なので12で割ることにより月単位に変換、[期間]は年単位なので12を掛けています。C6セルに式をコピーします。

A社/B社で借りた場合の返済額が表示

使用例2:100万円を5年で貯める場合の月々の積立額を求める

B13:=PMT(B10/12,B11*12,0,B12)

A社/B社で積立をおこなった場合の積立額が表示

[利率]は年率なので12で割ることにより月単位に変換、[期間]は年単位なので12を掛けています。今回は頭金がないため、[現在価値]は「0」としていますが、頭金がある場合には額を入力します。

PMT関数ダイアログボックスの指定方法