日本円からドルに両替え計算を行う場合、DOLLAR関数を使用すると、四捨五入・書式の設定をこの関数だけで、一度に設定できます。DOLLAR関数は、関数の分類[文字列操作]から使用します。

日本円からドルへの両替え計算を行うリスト

関数の書式

=DOLLAR(数値[,桁数])

数値:四捨五入にして文字列に変換する数値を指定
桁数:四捨五入する桁数を数値で指定

円からドルへの為替を計算する(DOLLAR関数)

C5:=DOLLAR(A5/$B$2,0)

整数の部分で四捨五入した結果にドル表記を付けて表示

円からドルへの為替を計算する(ROUND関数+書式設定)

DOLLAR関数を使用せずに、同じ結果を表示したい場合には、ROUND関数で計算した結果と、セルの書式設定の「通貨」の分類で記号「US$」を設定します。

ROUND関数+書式設定の設定方法