3人の男の子を育てるユウさんが、妻の妊娠をきっかけに、だんだんパパへと成長していく過程を思い返しながらつづる、本連載。第25回は「親バカの始まり」です。


子どもがうまれてすぐの頃の話です。

わが子を見に行くのが毎日の楽しみでした。

私たちがお世話になった産院では、母体の回復を優先するため、うまれてすぐの子どもをナースステーションで預かってもらい、徐々に母親と過ごす時間を延ばしていくという方法をとっていました。

赤ちゃんたちは大きなガラス張りのスペースに寝かされていて、産院に訪れた人たちが見に来られるようになっていました。

子どもができるまでは、子どもに対しての関心が薄かったせいか、子どもを見て「かわいい」と思う感覚があまりなかったのですが、不思議なものでうちの子に限らず、よその子ですらかわいいと思うようになりました。母性が出てきたのかな……。

しばらく見ていると……。

自然と赤ちゃんたちが手をつなぐという奇跡!

まるで天使! 赤ちゃんたちのかわいさにクラクラして倒れそうになりました。思えばこれが、親バカの始まりだったのかも……。

ユウ

男の子3人のパパ。不器用なので、いろいろな失敗を繰り返しながらも、フルタイムで働く妻とともに仕事・家事・育児に奮闘中。3人育てていると少しずつ、家事・育児のコツが分かってきた? 気がします……。
自身のブログ「不器用男の子育て日記123」で育児漫画を更新中。