育児に励む専業主婦のpinkyさんが、家庭内介護について知ってほしいことや介護・育児にまつわる豆知識などを紹介する4コマ漫画連載「ときどき介護のち育児へ」。今回は「食事スタイル」に関するお話です。

お昼前にランチを食べてしまい……

認知症のウメおばあちゃんは早寝早起きでした。お腹がすくと自力でご飯をよそい、冷蔵庫からおかずを出して食べられました。そのため、炊飯器にはいつもお米がある状態にしておき、冷蔵庫にはそのまま食べられるおかずをいつも入れていました。

そういう背景もあり、朝起きて私が部屋へ様子を見に行くと、既に起きていて朝ごはんを食べていた……というシチュエーションもよくありました。

おばあちゃんが自分でご飯を食べられる分にはいいのですが、困ったこともありました。朝ごはんを食べる時間が早かったからか、小食で一度にたくさん食べられないためか、それとも食べたことを忘れてしまうからでしょうか……理由はたくさんあったと思いますが、お昼ごはんまで待てずに食事をしてしまうことが多々あったのです。

ただ一日に何食も食べる日もあったけれど、太ることはなかったしいつも元気だったため、小食なウメおばあちゃんはそれでバランスが取れていたのかもしれません。


筆者プロフィール: pinky

現在は育児に奮闘する専業主婦。結婚を機に夫の自宅で同居生活を開始した。介護の仕事をしていたが、仕事を辞めて2013年8月より約2年間、夫の祖母の介護を務めあげた後、2016年2月に出産。日々の生活をつづったブログ「家事ときどき介護」を随時更新中。