FPやフードコーディネーターなど、多彩な資格を持つ武田真由美さんが「体の内側からきれいになる」を目指すための節約レシピを紹介する連載「エイジングケアは安くおいしく! 」。今回は一風変わった組み合わせが抜群においしいレシピをお届けします。

キムチ×こんにゃくのコラボ

皆さん、こんにちは! 武田真由美です。師走も近づき、一気に冷え込んできましたね。寒い季節は鍋料理が恋しくなるもの。今回ご紹介するおかずは、キムチ鍋や豚肉などと一緒に炒めてもおいしくいただけるキムチと、こんにゃくを使ったおかずです。

キムチは白菜がたっぷり使われているので、野菜が高騰しているときに重宝する食材です。料理の味つけはもちろん、野菜不足時のちょい足しにも使えます。乳酸発酵食品なので乳酸菌のパワーが期待でき、とてもお勧めです。

一緒に使うこんにゃくは食物繊維が豊富に含まれ、おなかの中からスッキリできます。プリプリした食感で、低カロリーだけど食べごたえがあるのもいいですね。

では、作り方です。

プリプリこんにゃくのキムチー焼き

一度食べたらハマる味ですよ

材料(2人分)

板こんにゃく 1枚 / ピザ用チーズ 15g / 刻みネギ 大さじ1 / 塩 小さじ1

A(キムチ 100g / オイスターソース 大さじ1 / ごま油 少々)

つくり方

1.こんにゃくは両面に塩を振りよくもみ、こんにゃくが軟らかくなったら、しっかり水洗いする。格子状に切り込みを入れ、一口大に切る。

2.小さめの鍋に湯を沸かし、1のこんにゃくを3分ほど茹でて、ザルに出す。

3.耐熱容器に2のこんにゃく、混ぜ合わせたA、ピザ用チーズの順に加え、オーブントースターでチーズに焼き色がつく程度(約10分)焼く。仕上げに刻みネギをトッピングする。

塩もみの下処理をしたこんにゃくに格子状に切り込みを入れる

こんにゃくを一口大に切る

キムチ、オイスターソース、ごま油を混ぜる

耐熱容器にこんにゃく、調味料とあえたキムチ、ピザ用チーズの順に加え、オーブントースターで約10分焼く

こんにゃくは表面に塩を振り、手でよくもんで軟らかくしておくと、こんにゃくがさらに食べやすくなるのでお勧めの下ごしらえです。ひと手間かかりますが、この作業をすることでおいしさがさらにアップします。

また、格子状に切り込みを入れることで、キムチの旨みがこんにゃくにもしみこむようにしています。切り込みは、包丁で軽くスジを入れるように入れていきます。100円ショップなどで売られている「白髪ネギカッター」を使えば、簡単に切込みを入れられるので1つ持っておくと便利です。

さらにキムチにオイスターソースを加えると、辛さがまろやかになります。チーズとの相性もよく、一度食べたらハマる味です。材料費は1人あたり82円(調味料は除く・底値で計算)とリーズナブルなので、ぜひお試ししてみてくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


筆者プロフィール: 武田真由美

ファイナンシャルプランナーをはじめ、食生活アドバイザー、食育インストラクター、フードコーディネーターなどの資格を持つ。雑誌やテレビなどで幅広く活動し、節約アドバイスなども行う一方で、ダイエットレシピやメタボ対策レシピなどの講座も開く。ブログ「真由美さんの1週間2500円節約レシピ」で紹介する簡単おいしい節約レシピが好評。ブログ読者登録数は9万人を超える(2017年4月時点)。近著に「節約女王・武田真由美の1週間2500円ごはん」(主婦と生活社)がある。