FPやフードコーディネーターなど、多彩な資格を持つ武田真由美さんが「体の内側からきれいになる」を目指すための節約レシピを紹介する連載「エイジングケアは安くおいしく! 」。今回はさまざまな種類の乾物を用いたレシピをお届けします。

乾物の使い道に困っていませんか?

皆さん、こんにちは! 武田真由美です。

皆さんは乾物ってうまく使いきれますか? ひじきや高野豆腐、切り干し大根など、乾物は煮物によく使うけど、「他の食材よりおかずのレパートリーが広がらない」という方も多いものです。乾物は日持ちするし、比較的安定してリーズナブルな節約食材なので、うまく使いたいですよね。

そこで今回は、乾物たっぷりで体に優しいサラダを作ります。今回使う乾物は芽ひじきに切り干し大根、高野豆腐です。干して乾燥させた乾物は、もともとの食材に含まれている栄養素がギュッと凝縮されているので、とても優れた食材です。これをうまく使って、カラダに優しく節約しましょう!

乾物たっぷりごまマヨサラダ

つい余ってしまいがちな乾物を賢く活用しました

材料(2人分)

乾燥芽ひじき 10g / 切り干し大根 10g / 高野豆腐 1個 / にんじん 1/2本 / 刻みネギ 大さじ2 / サラダ油 小さじ1

A(めんつゆ<3倍濃縮> 大さじ1 / マヨネーズ 大さじ2 / すりごま 大さじ1)

つくり方

1.芽ひじき、切り干し大根、高野豆腐をそれぞれボウルに入れ、ぬるま湯を加えて戻し、それぞれしっかり水洗いする。高野豆腐は細かく手でちぎり、にんじんは細く切る。

2.フライパンに油を熱してにんじんを炒め、しんなりしたら1の芽ひじき、切り干し大根、高野豆腐も加えて炒め、粗熱をとる。

3.ボウルにAを混ぜ、粗熱をとった2を加えてよく混ぜる。

高野豆腐は細かく手でちぎり、にんじんは細く切る

フライパンに油を熱してにんじんを炒め、しんなりしたら芽ひじき、切り干し大根、高野豆腐も加えて炒め、粗熱をとる

ボウルにめんつゆなどの調味料をすべて混ぜ、粗熱をとった材料を加えてよく混ぜる

芽ひじきは、ザルに出すと目詰まりして後片付けが大変です。そこで! 私のお気に入り戻しアイデアを使えば、ひじきを戻すのも楽にできます。

ボウルに排水口ネット(ストッキングタイプ)をかぶせ、そこに芽ひじきを入れます。上から水(ぬるま湯)を加え、芽ひじきを戻します。芽ひじきが戻せたらネットごと持ち上げ、ネットに入ったままで水洗いします。炒めるときは、ネットからポイッと取り出します。これでザルの目詰まりも気にせず、ひじきを戻すことができます。

ボウルに排水口ネット(ストッキングタイプ)をかぶせ、そこに芽ひじきを入れます

芽ひじきが戻せたら、ネットごと持ち上げ、ネットに入ったままで水洗いします

材料費は1人あたり68円(調味料は除く・底値で計算)とリーズナブルなので、節約しながらおいしく乾物が使いきれますよ。ぜひお試しくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


筆者プロフィール: 武田真由美

ファイナンシャルプランナーをはじめ、食生活アドバイザー、食育インストラクター、フードコーディネーターなどの資格を持つ。雑誌やテレビなどで幅広く活動し、節約アドバイスなども行う一方で、ダイエットレシピやメタボ対策レシピなどの講座も開く。ブログ「真由美さんの1週間2500円節約レシピ」で紹介する簡単おいしい節約レシピが好評。ブログ読者登録数は9万人を超える(2017年4月時点)。近著に「節約女王・武田真由美の1週間2500円ごはん」(主婦と生活社)がある。