Vol.83 男世界にどっぷり浸かってしまい、出会いのきっかけすら掴めません。

女性との出会いの機会を探しています。建設業をしている32歳の男性です。

学生時代は女の子が少ない環境ながらも、サークルの違う部室に行ったり、他学部の公開授業で単位を取ったりなどで、機会はありました。

社会人になってからは、あまりの忙しさにプライベートについて考えるような状況ではなくなり、友人も最小限に減り、恋愛に関しては皆無の状況になりました。

転職を機に生活に余裕ができ、年齢も考え焦り始めています。よくよく考えてみると、恋愛対象となり得る女性と5年以上話していないかも…(店員さんとのやりとりくらい?)

そもそも、周りの友達も女性を紹介できるような環境にいる人もいなく、学生時代は学生ならではの出会い方をしていたため、今になるとどうしたら良いものかと、悩んでいます。

社会人には社会人なりの出会い方ってあるのかも?って考えるところなのですが、業界そのものが圧倒的に若い女性が少ない。独身女性もいるけど、男性に囲まれた中での独身というのも、それなりに理由があったりと、職場にも望みが薄い状態です。

趣味として剣道とサッカーをしていますが、こちらも女性との出会いは感じられません。 自分のテリトリーに固執しすぎているせいで、出会いの機会をせばめているかも? と思いつつ、なかなか興味がない事象へ足を踏み入れる勇気もなければ、女性目当てに踏み入れたものの、目的がなくなれば即退散なんて話は、人間としてどうなの? と思い中々良い環境を見出せません。

接点さえあれば、後は自分次第かもしれませんが、あまりにも男世界にどっぷり浸かってしまい、出会いのきっかけすら掴めずにいます。助言を頂ければ幸いに思います。

(32歳・男性・建設業)

スポーツを「見る」側に回ってみて。仕事・趣味にこだわらなければ可能性はもっと広がるかも

はじめまして、こんにちは。出会いを求めるって、なかなかむずかしいですよね。

仕事的にも出会いがない…となると、次は、あなたの趣味の剣道とサッカーの場で、出会いを探すといいかもしれません。

しかし、剣道もサッカーも「やる」ぶんには出会いがなかなかみつからないかものです。ですから「やる」だけでなく「見る」側にまわるといいと思います。

たとえば、Jリーグの試合を観戦しに行くと、どこのサッカー場でもスタジアムのボランティアを募集しています。そういったところへ登録しておけば、サッカー(観戦)好きな女の子と知り合える機会ができるはずです。

剣道に関しても、お住まいの市区町村のスポーツボランティアなどに登録しておくと、剣道の大会の運営、子どもの指導のボランティアを通じて、同じ趣味を持つ女性と知り合いになれる可能性も出てくるかもしれません。

仕事と剣道とサッカーにこだわらなければ、もっと出会いの場は広がる可能性もあります。

あなた自身もお気づきのとおり、自分のテリトリーに固執していると、出会いにはなかなか恵まれないかもしれない。

なぜなら、そもそも恋愛…女の子と付き合うには、譲り合うこと、折り合いをつけることが必要不可欠なものですから。

譲り合う、折り合いをつけるというのは、相手を思いやる心や相手のために何をしてあげられるかということにかかっています。

自分がさみしいから、そろそろいい年だから…彼女がほしい。そんなふうに考えるのではなく、

「好きな人ができたら、二人でこんなことをしたい、あんなこともしてあげたい…」

というように、相手にために何ができるかを考えられる男性でいてほしいです。

そんなふうに気持ちを切り替えるだけで、やさしさや男性としての強さが顔にあらわれてくるものです。

ところで、質問者さんは長男…かしら? いや、私の身近に、建設業の長男、スポーツをしている男子が大好きな末っ子女子がいるので、ぜひともご紹介したいくらいなんですけど(笑)。

まずはサッカー、剣道路線から、出会いをつくってみてほしいです。応援しています。

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