水は一日にどれぐらいとるべきかー? これってよく耳にする質問で、日本では約2リットル、欧米などでは64oz.(64オンス)程度(どちらも通常のコップで8杯程度)が適量と言われていることは皆さんもご存じかと。そしてこの量は私たちが日々取る他の水分とは別に取らなければならない量とされていますよね!?

でも今回紹介する記事によると「Most of us grew up thinking we needed to drink eight glasses of water each day, in addition to any other drinks we might choose. But the latest recommendations say that we no longer need to worry about drinking specific amounts of water. Instead, we can simply satisfy our thirst with any beverage. As it turns out, there really was no scientific evidence for the 64-ounce daily recommendation that was based on survey data of usual consumption.」とあるように、この決まりには何の根拠もなし。水分は喉が渇いたなと思ったとき、飲みたいだけ取ればオッケー。それもそれが水であれ、炭酸飲料であれ、コーヒーであれ、ビールあれ、なんでもオッケーだと言うんです。

最新のリサーチによると、一日に取るべき水分量は:

男性は → 125oz.(約コッブ15杯強) 女性は → 91oz.(約コッブ11杯強)

だとか。でも私たちは水分の20%は食べ物から摂取するようで、つまり飲み物として取るとよい量は:

男性は → 100oz.(約コッブ12.5杯) 女性は → 73oz.(約コッブ9杯)

程度となるんだとか。

数値だけみると「えっなーんだ! 結局はコッブ8杯は最低でも飲まなきゃいけないんじゃ……それじゃこれまでと何も変わらないじゃん!?!」と困惑されるでしょう。しかしこの量は「水」として取らなくてもよいということをお忘れなく。朝目覚めの一杯のコーヒー、朝食時の味噌汁やお茶やミルク、休憩の時など自販機で買うジュースやドリンク、そして夜のお楽しみのビールや焼酎、ワインや日本酒など全てを含んでの量だと思えばどうですか……これだったらあまり気にしなくても十分行けちゃうんじゃないですか??

そしてこの新たな基準はIMO(the Institute of Medicine)という機関も同意の立場を示し、2004年のレボートでは"The new guideline"としては"the eight-glasses-a-day recommendation"「一日コップ8杯という推奨」の文言は外され、"healthy adults may use thirst to determine their fluid needs"「健康な成人は喉の渇きを水分摂取の基準にしてもかまわない」といった内容が新たに加えられたんだそうです。

つまり、水分を「水」のみで摂取しようとしない限り、人は自然にそれなりの量は取っているはず。よって喉が渇いたと思ったそのときには、そのとき飲みたいだけ(そのとき体が必要とするだけ)取るようにすれば十分だということのようです。

ただし水分なら何でもいいと言う中"clean, refreshing, and calorie-free water-- is an ideal beverage of choice"「きれいで、さわやか且つカロリーフリーな水」は選択肢としては未だに一番だとは書いてはありますが…。

この記事には水分含有量の多い野菜もリストされているので、それらも以下に載せておきます。参考にしてください。

あっ、それからダイエットを目的に「水」を摂取する人も少なくないと思いますが、

・Foods that incorporate water tend to look larger.(水分を含むものはより大きく見える傾向がある)

・The higher volume of these foods provides greater oral stimulation.(そしてかみ応えも増える)

・Most important, when water is bound to food, it slows down absorption and lasts longer in the belly(水分を含むものは吸収により時間がかかることから、腹持ちが良いように思える)

などの錯覚からダイエットに効くと思われがちですが、この記事によると残念ながら「水」とダイエットの関連は何一つないんだそうですよ。

今回のURLは、The Wonders of Water。興味がある方は是非チェックしてみてください。

英語ワンポイント:

元記事を見に行かれると、最後の項目に"bottom line"というのが見つかると思いますが、 この"bottom line(直訳は底の線)"は「つまり、つまるところは、最終的には、結局のところ、結局は」といった意味で使う熟語です。日常でも頻繁に使われる表現なので、是非覚えておいてください。

ではまた次回。