関 雅史
ティーチングプロ
QPの愛称で親しまている下町のゴルフ救世主。文京区にあるショップ「ゴルフフィールズ」の店長を務め、ギアにも詳しい。「QPゴルフブログ」 http://blog.golfdigest.co.jp/user/qpgolf
遠回りに思えても、それが逆に近道になる。
ゴルフのスコアは、ショットの上手さだけで決まるものではない。プレーするホールを観察し、どう攻めるか、いかに守るかを正しく考えることができれば、より良いスコアで回れるようになる。これが、いわゆるコースマネジメント。プロや上級者だけのものではなく、100切りを目指すゴルファーにだってコース戦略は必要だ。
「ミドルやロングホールのティーショットをすべてドライバーで打つ人も多いと思います。けれど、これはプロの目から見るとあり得ない話なんですよ」
そう言うのは、ティーチングプロの関雅史さん。フェアウェイが狭かったり、飛ばすと池がからむホールなら迷わずアイアンで刻む。それがスコアを出すためのゴルフの本当の攻め方。特に腕前に自信がないゴルファーなら、遠回りに思えても安全なところに打つことが肝心。
「初心者のゴルファーは、打つ前にいつもナイスショットだけをイメージしがちなんです。だから、ミスショットした時に取り返しのつかない状況に陥ってしまう。ショットの前には、できるだけ客観的に、時には悲観的なぐらいに考えたほうがいい。ミスショットを前提に考えられるようになれば、確実に大叩きは減ります」
石川遼くんが果敢にドライバーで攻めるのは、それだけドライバーに自信があって、ミスをしてもリカバリーできる技術を持っているから。アマチュアゴルファーがそれを真似るのは、ちょっと危険だ。100切りを目指すゴルファーなら、たとえピンまで60ヤードでもグリーンセンター狙いが基本になる。
「ミスショットしてもグリーンにのせることが最優先。センターにのせることができれば、グリーンの端から端まで打たなければいけないような難しいロングパットは残りませんからね」
ホールのレイアウトを見ながら、関さんに実践的なマネジメントを解説してもらった。戦略方法が分かると、ゴルフって意外と簡単に思えるものです。


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