仮に、欧州市場でドル高が進み、その流れを受け継いで米国市場でもドル高が進んだ場合、翌朝の9時に大証へ日経平均先物(ラージ&ミニ)を買いに行っても、最初から相当に高い水準で寄り付いてしまうことが多く、それでは「とき既に遅し」である。そこで、前日の日本時間の夕方に「イブニング・セッション」で値上がりする前の日経平均先物(ラージ&ミニ)を買っておこうという寸法だ。
逆に、日経平均株価の値下がりが見込まれる場合にも、日経平均先物を活用することは極めて有効だ。日経平均先物は、先物取引であるがゆえに「売り」から取引を始めることも可能である。つまり、価格が高いうちに売っておき、一定の値下がりを見た後に買い戻す(=買い決済する)といった手法を用いれば、利ざやを稼ぐ(=株価の値下がりリスクをヘッジする)ことができるわけだ。
ただし、市場は常に理論通りに動くわけではない。誤った判断をすると大きな損失につながることも決して忘れないように。



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