今日の
ライター:
フルタジュン
フルタジュン

人生とは「選択」の連続です。小さなことから大きなことまで迷い選択しながら生きています。時には「選ばなければならない」という決断を迫られることもあります。また、吟味して選んだはずが「もしもあっちを選んでいれば……」という後悔にさいなまれることも。そんな決断を求められる二者択一という分かれ道。どちらを選んで、結果どうなったのか? 今回は、二者択一に揺れ動いた人たちにお話を聞いてみました。
■「国立女子大学」or「私立大学」 (25歳/女性)
「苦しかった浪人生活を経て、国立女子大学とスベリ止めだった私立大学の両方に受かりました。親からは、当然のように国立の女子大学に行ってほしいという期待を感じていたのですが、女子高だった私は共学の私立大学に行きたいと思っていました。
でも、選ぶ理由が『共学だから』とは恥ずかしくて言い出せず、結局、国立女子大学に。心配していた異性との出会いは、バイト先やインカレサークルにありました。結果的に国立大学に行って良かったです」
進路における選択。まさに人生の岐路です。就職活動で職場を選ぶときもそうかもしれません。メリットやデメリットでは割り切れない生理的な問題が出てくるとさらに混迷を極めます。
■「いつもの階級」or「一つ上の階級」 (23歳/男性)
「高校時代、減量がきついボクシング部でした。あるとき、修学旅行の直後に試合が組まれていたことがありました。『減量を気にして修学旅行を楽しめないのは嫌だ!』という部員の総意のもと、全員がいつもの体重の階級ではなく一つ上の階級でエントリーしました。
ところが、修学旅行から帰ってくると、旅先の食事が合わなかったのか、全員がいつもの体重より減っているという事態に……。しかし、今更エントリーを変えることはできず、全員、階級が上の選手にボコボコに殴られて全敗しました」
スポーツにおける選択。「スポーツに"たられば"はない」と言われていますが、それでも「たられば」を考えてしまいますよね。
■「夢を追いかけている男」or「夢がない男」 (28歳/女性)
「『夢を追いかけている男』と付き合っているときに、『夢がない男』に飲み会で出会いました。はっきりと『オレには何も夢がないんだよねぇ』と話す姿に逆に好感を持ちました。付き合っている彼氏の『オレの夢アピール』にうんざりしていたからかもしれません。
その後、迷いましたが彼氏とは別れて、自称夢のない男と付き合い始めることになりました。そうしたら、いつの間にか自分がかなえたいと思っていた夢が気になり始めました。前の彼氏と付き合っていたころは、彼の夢を応援する立場に回り我慢していたのかも。今では自分の夢を追いかけています」
恋愛における選択。選ぶ立場にいられることが、すでに恵まれたことなのかもしれませんが、恋愛は仕事以上に自分の人生を左右する最重要案件でもあります。結果がどうあれ、悔いのないような選択を心がけるべきです。
■「ラーメン」or「とんかつ」 (22歳/男性)
「高速道路の某パーキングエリアで昼ごはんを食べることになりました。どちらも好きな『ラーメン』と『とんかつ』で悩んでいると、『かつラーメン』という、まさかのとんかつが載っているラーメンの存在を知りました。『なんて合理的な食べ物なんだ!』と思い注文。しかし、それは『ラーメン』の良さと『とんかつ』の良さを殺し合ったような料理で、とても残念でした」
どちらかを選択しなければならないところで、二兎(にと)を追いかけてしまったパターンですね。古いことわざにもありますが、素直に片方をあきらめることも大切なことです。
■「ラブストーリー映画」or「アクション映画」 (26歳/男性)
「ようやく付き合うことができた奥手な彼女との初デートは、映画館でした。とくに見たい映画を決めずに、その場で選ぶことにしていました。個人的には派手なアクション映画が好きなのですが、彼女のことを考慮して切ないラブストーリー映画をチョイス。
それが、間違いでした。確かにラブストーリーなのですが、濃厚なキスシーンやきわどいベッドシーンが何度も出て来る映画でした。映画館を出た後も、感想を言い合えず微妙な空気になりました」
映画を見るときによくありがちな、宣伝で面白そう!と思って信じて見たら、途中で裏切られたのと同様のパターンですよね。その裏切られたことも想定したコメントを考えておくべきだったのか、そもそも映画を見るという選択肢が間違っていたのか、今となっては
さまざまな二者択一を見てきました。人の数だけ、悩むポイントも選択肢も違うようです。選択の先に何が待っているのかは、もちろん誰にも分かりません。だから、あなたにこの言葉を贈るしかないのです。
「GOOD LUCK」
(フルタジュン/劇団フルタ丸×プレスラボ)
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