今日の
ライター:
根岸達朗
根岸達朗
最近なぜだかユニークな入浴剤が増えています。コンビニで展開されている「王子にささげるモテ風呂」シリーズ(50g 各210円)もそのひとつ。いくつかバリエーションがあり、それぞれに「恋がかなうかもしれない」「艶美女が俺狙い」など、いち男子としてはなんといいますか、じつに“気になる”タイトルが題されています。勇気を出してひとつ買ってみることにしました。果たしてモテるのか!?
中でも気になったのが「夢にみたモテッぷり」というもの。「どうだ、お前もこうなってみたいだろう!」と言わんばかり、美女に囲まれたイケメン男性がこちらを余裕の表情で見つめています。ははあ。なんだかバカにされているようでくやしい気持ちもありますが、買ってしまった時点で負けかもしれません。
湯船に入れてみました。すごい。なんか紫です。入浴剤自体は大きめの粒なので、しばらく浴槽内の湯をグルグルとかき回して満遍なく溶かすと良いかと思います。においは、うーん……なんだろう。花っぽい感じがしますね。パッケージには「香り:セクシーシャワー」とあります。なんですかね、セクシーシャワーって。
漬かってみました。色がアレなので、ワイン風呂のようにも見えます。さてこれでモテるようになるのか、そもそもこんなことをしているからモテないのではないか、そんなことをもんもんと考えていると、次第にじわじわと汗をかいてきました。ああ、いい気持ちです。“モテ”とか途中からどうでもよくなってきました。
そんなことより僕、もうひとつ気になる入浴剤を買っていたんです。
それがこれっす。「からあげクン風呂」(50g 180円)。ローソンの定番商品「からあげクン レッド」をモチーフにした入浴剤で、かなりキワモノの雰囲気が漂っています。これはこれでモテとは対極に位置するような潔さがすばらしいですよね。
入れてみました。真っ赤です。一瞬、なんだか大変なことをしでかしてしまったんじゃないかといった危機感にも襲われますが、すぐに慣れます。大丈夫です。安心してください。
パッケージに「温泉の香り」と明記されているだけあって硫黄のような香りがします。からあげ臭くなったらどうしようかと思っていたので、すこしホッとしました。ちなみにこの「からあげクン風呂」、意外にも体が温まります。写真ではわかりにくいかもしれませんが、ポカポカ感は先の“モテ風呂”以上ではないでしょうか。
さて今回試したふたつの入浴剤は、どちらもパッケージの印象に反して、良い意味で“普通”の入浴剤でした。風呂から上がってもしばらくポカポカ感が持続していましたし、効能もそれなりにありそうです。人にたとえて言うなら、本当はできるやつなのにあえて珍妙に取り繕っているやつ、といったところでしょうか。気になる方はお試しあれ!
(根岸達朗/プレスラボ)
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