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永田兄弟永田兄弟

新卒の女性が赤裸々告白。「好きな男性」のタイプとは?

みなさんは「ライポン」という刺さないハチを知っていますか? 見た目はハチと同じだけどハリがないので、素手で触ることができます。だけど僕は昔、よく手で捕まえて羽がブブブブブってなる感触を楽しんだり、糸にくくりつけて遊んだりしました。最近全く見かけることがないんですが、どうしてしまったんでしょう? まさか絶滅したわけじゃないですよね……。


まずは周囲の人間に聞き込みをしていきたいと思います。

◆埼玉出身 23歳 男性
「そもそもライポンというハチ自体、まったく聞いたことがない」

◆神奈川出身 28歳 男性
「刺さないハチ? そんなのいるわけないじゃん」

◆名古屋出身 24歳 女性
「夢でも見てたんじゃないの?」

え? ど、どういうこと? なんかおかしな展開になってきました。周囲の人間が誰もライポンを知らない……。それどころか、僕の幼少期の思い出を「夢」のひとことで片付けようとしてる。な、なんかそう言われると自信なくなってきたなぁ。あれ、夢だったのかな……。

いや、ダメだダメだ! よし! 偉い人に聞こう! 偉い人に聞けば、間違いない! 玉川大学農学部小野正人教授にお話を伺いました。

「ライポンという名前のハチは聞いたことがありません」

えー! 全身が黄色い毛で覆われるかわいいハチなんですけど。それも全部、僕の妄想にすぎなかったのか……。

「ライポンという愛称は聞いたことがありませんが、それはコマルハナバチのオスではないでしょうか。腹部の末端がオレンジ色、そのほかは鮮やかなレモン色のハチです。」



ああー! そうですそうです! これが僕の探し求めていたライポンです! なるほど! ライポンって名前は愛称だったのか。小野教授によると、東京都大田区、品川区、目黒区近辺のみの愛称のようで、またその生息域も限られているみたいです。どうりで聞いた人みんな知らなかったわけだ!

「ちなみにコマルハナバチは雌雄で体色が全く異なります。雌(女王と働きバチ)は、腹部の末端がオレンジ色ですが、ほかは黒褐色の体毛で覆われています」



ああー! これも知ってる! 僕、これをずっとクマンバチだと思ってました。なるほど、コマルハナバチ(ライポン)のメスは刺すんですね。

「コマルハナバチに限らず、ハチのとげ針はもともと産卵管の一部が武器として変化したもので、そもそもメスにしかとげ針が存在しません」

なるほど。コマルハナバチは色の違いで雌雄がわかりやすいので、コマルハナバチのオスが“ライポン”という愛称で一部地域でブームになったということでしょうか。

「そうでしょうね。ただ、黄色いハチは刺さないと早合点すると事故につながる危険性もあるので要注意です。トラマルハナバチという体全体がオレンジ色のハチは、雌雄で体色が同じです。万が一、“ライポン”と勘違いして素手でつかんだりすると大変危険なので、見守るだけにしてあげましょう」

わかりました! 見守ります! しかし、最近はそのコマルハナバチも見かけないのですが、まさか絶滅とかしてませんよね? 個体数が減っているんでしょうか?

「確かに15~6年前までは都心部でも普通に見かけましたが、ここ数年、数が減っているようです。」

やっぱりそうなんですか……。それは残念です。うーん、遊んでしまった僕らにも原因があるのかな。心苦しいです。
いや、しかし本日は非常に勉強になりました! ありがとうございました!

ということで、刺さないハチ、ライポンの謎を解明できました! いかがだったでしょうか? 20歳以上で大田区、品川区、目黒区近辺出身の方がお近くにいたらライポントークで盛り上がってみてください! もしかしたら相手の経歴詐称を見抜いてしまう思わぬ結果になるかもしれませんが、その時はそっとしておいてあげてくださいね。

(永田兄弟/オモコロ)

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「オレ、オヤジになったなぁ」と思う瞬間って?
同じ地元の10代の子にライポンが通じなかったらショックですね。

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