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原宿
原宿
そろそろ夏の足音も聞こえ出す時期。皆さんは夏の食べ物と言えば何を連想されますか? スイカ、かき氷、冷やし中華……いろいろありますが、その中でも僕が一番好きなのはそうめんです。何と言っても素晴らしいのは、ほかにはまねできないあのスピード感。「そうだ、そうめんを食べよう」と思ったら、鍋にお湯を沸かし、おもむろに引っつかんだ“揖保の糸"かなんかをどばっとぶちこんでぐーるぐる。ゆで時間は一分足らず、ざるにあけたそうめんを冷水と氷でキンキンに冷やして、めんつゆ片手にいざ! でささっと食べちゃえるんですから、食欲不振でただでさえ炊事が面倒くさくなる夏場は本当に助かりますね。ただめんつゆだけで食べていると、その単調な味にだんだん飽きがくるのも事実。そこで今回は簡単な一工夫でそうめんの違った味わいが楽しめる方法を研究してみました!
刻みネギ、みょうが、ゴマ……そうめんの薬味と言うといろいろありますが、僕がいつも用意するのは大根おろしですね。程よい辛味が食欲を刺激するし、涼しげな口当たりがそうめんにぴったり合います。そこで今回は、もうこの大根おろしを丸ごとつけダレにしてしまおうかと。大根3分の1ほどをすりおろしまくった大根おろしを器に入れ、その上に卵の黄身をのっけて、しょうゆを気持ち多めにザーッと回しかける。これだけ!
お好みで大葉とかかつお節をかけても可。ピリッと刺激的な大根おろしと、まろやかな黄身をグチャグチャ混ぜ合わせながら食べると最高! 夏最高! 食欲不振なんてあの世に吹き飛んでしまったかのように、わっしわっしと食が進みます。ああ、もっとそうめんが食べたくなってきた。体中の毛細血管がそうめんに入れ替わるぐらい、そうめんをすすりまくりたい!
そんなそうめん欲に突き動かされるかのようにもう一品。これも僕が大好きな料理なんですが、豚バラとキムチをいためた通称「豚キム」。ご飯との相性も前世で恋人同士だったのかと言いたくなるぐらい抜群なんですが、これをそうめんにのっけて食べちゃおうという試みです。豚バラを色が変わるまでよくいためたら、キムチをたっぷり投入。いため時間は人によって違うかと思うのですが、個人的にはキムチにはあまり火を通さない方が好みではあります。日を置き過ぎて酸っぱくなったキムチの場合は、よくいためた方が甘くなって良いかも。豚肉とキムチをよくあえたら、香り付けにゴマ油としょうゆを少量入れて豚キム完成! あとはこれを器に入れておいたそうめんの上に盛り付けるだけです。そうめんが冷たいのが気になる方は、豚キムと一緒にざっといためても良いかも。
食べる前から完全にわかってましたが、こんなのどうしたってまずいわけないですよ。豚キムチって、フライパンが腐っていなければ、どれほど不器用な人が作ってもおいしいですし。キムチとそうめんってめちゃくちゃ合うなー。「あれ? おれ、ダイソンの掃除機だっけ?」と言うぐらいそうめんがすすみ、吸引力が変わらないまま明日も恐らくそうめんを食べると思います。手軽な一工夫でさまざまなバリエーションの味が試せるそうめん料理、今年の夏はこれで乗り切りましょう!
(原宿/オモコロ)
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