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柿次郎柿次郎

戦国時代の非常食、「干飯」を作って食べてみた

戦国時代の武将に思いをはせる「歴女」が話題になっておりますが、そんな時代に生きた人たちの保存食として親しまれてきたのが、「干飯(ほしいい)」。モテない男子代表が歴女に振り向いてもらうために食生活から変えていこうと思い立ち、干飯を作って食べてみることにしました。あこがれの武将に一歩近づきます。

干飯の作り方はいたってシンプル。炊いたご飯を水で洗って天日で干せばハイ出来上がり。カチカチに乾燥した状態なら持ち運びが楽になり、長旅の際や戦いの最中の栄養補給に重宝されていたというわけです。しかしこんな簡単に武将になれるなんていいんでしょうか? わくわくしながらご飯を洗い、ベランダに置いておきます。



この時に大事なことは、風通しをよくするためにザルに入れて干すことと、早く乾燥させるために米を広げて干すこと。一日置いて様子を見てみたのですが……。



見た目にはあまり変わっていませんが、乾燥しています。カッチカチです。が、ほんとにこんな感じなんでしょうか。食べ方としては、お湯に浸す、いるなどが挙げられるのですが、果たしてそのお味は。まず試しにそのままポリポリと食べてみましたが、う~ん、やはり固くて食べづらい……。ご飯が服に付いてそのまま放置したらカピカピになってることがよくあると思いますが、まさにその時の米を食べているような感じでした。

続いて干飯をお湯をに浸しフタをして待つこと数十分。おそるおそる口に運ぶと、これが普通に食べられる! 炊いたご飯より粘度が増してモチモチしていますが、お湯を入れるだけで炊いた米にかなり近い食感、味に復活しました。これなら保存食として問題ありません。熱~い緑茶を入れればそれはもうお茶漬け。残りの干飯をすべて緑茶にぶち込み、一気にかきこみます。日本人ならお茶漬けやろが!

結論としましては「干飯は、時代を超えて通用するインスタント食品」ということです。これが遠い昔のインスタント食品なんだな、これを真田幸村や伊達政宗といった武将が食べていたんだな、と考えると、何だか壮大な歴史を探訪できたような気になりました。戦国武将になれる日も近いですね。と思っていましたが、よく考えたらすでになっていました。僕は干飯すら作るのをめんどくさがる料理「無精」だったのです。お後がよろしいようで。

(柿次郎/オモコロ)

【関連リンク】

グルメ化するアルファ化米を食べてみよう
干飯は「アルファ化米」という名前で非常食として販売されています。
農力村
田んぼのオーナーになってお米が買えるサイト

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