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原宿
原宿
薫製ってすっごい昔からある調理方法だと思うんですけど、その始まりには恐らく「面倒くさがりの人」が居たんじゃないかなと勝手に思っています。洞穴で「消すなよ!絶対に消すなよ!」と長老から火の番人を命じられた面倒くさがりの人が、すっかり眠りこけてしまい、朝になって目が覚めると火は消えていて洞穴には煙がもうもう。カンカンに怒った長老が、「まぁせっかくだから…」と洞穴につるしてあったマンモスの肉を食べると…「えーっ!? か、香り高~い!」。
何で自分がそんな妄想を抱いたのかと言えば、薫製があまりにも手間要らずに最高のお酒のアテを生み出すからです。ハンズやホームセンターなんかで売ってる1000円弱の段ボールの薫製キットを買ってきて、同梱されてる金網にいぶしたい食材を置きますわな? そしてこれも同梱されてるスモークチップに火をつけて煙を起こしますわな? あとは箱を閉じて小一時間、ペチャクチャしゃべったりぼうぜんとお酒を飲んだりしていれば、いつの間にか香ばしくて市販品より自然な味の薫製ができちゃってるんですわ。すげえ。
薫製にする食材なんかも別に何だっていいんですよ。生のお肉や魚を本格的に薫製にしようと思ったら、下味をつけたりするのでいろいろ手間もかかるでしょうが、「あ!これ薫製にしてみよう!」と目についた既製品を片っ端から並べてみるだけでいいんです。プロセスチーズとか、かまぼことか、荒びきウインナーとか、ソーセージとか、味付き卵とか、いかにも薫製にしたらうまそうなものを適当に買ってきて、水気をとってからうわっと並べましょう。今回は持ち前のフロンティアスピリッツを発揮してバナナなんかも入れてみましたが、これはただあったかいバナナになったというだけでした。教訓、バナナは普通に食うべし。
バナナ以外で初めてやる人に断然オススメなのはチーズですね。薫製にする前とした後での違いが見た目にもわかりやすいし、薫製の風味を一番豊かに感じることができるのがこのスモークチーズだと思います。「この芳醇な香りを自分が引き出したのか!」という感動があります。野外で自分の作ったスモークチーズをアテに、秘蔵の焼酎・日本酒をチビリと楽しむ。これぞ正しい日本男子の夏ではないでしょうか?
とか言って、軽い先輩風が文章から伝わってきますが、何を隠そう僕も薫製をやるのは今回が初めてだったんです。早くもわかった風な口を聞き出しているあたり、すいません。本当にすいません。でも薫製って本当に手軽に最高のお酒のアテができるもんなんですね。一度やったらすっかり面白くなってきたので、次は自家製ベーコンにでも挑戦してみようと思います!
(原宿/オモコロ)
※編集部梅田より。本日から参加、オモコロ
の原宿さんによる、2本連続のおつまみ系記事でした。コブス横丁は"おつまみポータルサイト"を目指します!
【関連リンク】
ハンズネット ― いぶし処 燻家
今回使用させていただいた新富士バーナー社のお手軽スモークキット。段ボール製ですが繰り返し使えます。
大人の工場見学─雪印のチーズができるまでを見てきた!
そしてこいつを薫製に!










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