今日の
ライター:
根岸達朗
根岸達朗
電車を使っていると、時に遭遇するのが「振替輸送」。例えば人身事故や、車両トラブル、信号機故障等、さまざまな問題が生じて、復旧に時間がかかりそうなとき、鉄道各社が連携して行う対応策の一つですね。
改札口で駅員さんがこの振替輸送の切符を配っているのを見かけたり、実際手にしたりすることもある方も多いのではないかとは思いますが、私はいまいちこの仕組みがよくわからなかったのです。というか、あの振替輸送の切符を使えば、どこまでも振替で移動できるんじゃないの?なんてことを思ったりもして……。すいません、JR東日本さん、教えてください。
「どこどこに行きたいのだけれども、その路線の運行に支障が出ているので遠回りする、それをほかの鉄道会社さんと連携してやる、というものなので、当然ながら目的地以外での途中下車はできません」
――なるほど。では、あらかじめ買っておいた切符の範囲内でしか移動はできないと。
「そういうことになりますね。駅員が改札付近で振替輸送の切符をお配りしていると思いますが、その際もお手持ちの乗車券(定期券)を確認させていただいてからお渡ししますよ。降りるときも乗車券(定期券)+振替輸送の券が必要になります」
――SuicaやPASMOなどで入場してしまったらどうするんですか?
「Suica(PASMO)だと目的地までの確認が取れないので、乗車券(定期券)をお持ちの方に限らせていただいています。もしSuicaで入場してしまっていたら、お手数ですが、いったん改札口で入場の取り消しをしていただいて、あらためて目的地までの切符を購入してください」
――そうなんですか、ちょっとめんどうですね。じゃ、話は少し変わって例えばの話なのですが、初乗り切符を購入して、振替輸送の券をもらう、その後さまざまな路線を乗り継いで、当初の目的地とははるか離れた遠方の無人駅などで降りたらどうなるんでしょうか?
「まぁ、犯罪ですよね……。私たちとしてもお客さま一人ひとりについていくことはできませんし、そこは犯罪であるという意識を持っていただきたいと申しますか、個人の良心にお任せしたい部分ではありますね。実際に無人駅のそれぞれに駅員を配置することも難しいので……」
――わかりました、絶対にやりません。じゃまた別の話ですが、振替輸送の切符を駅員さんに手渡さずに持ち帰って、後日使うなんてことはできませんよね?
「できません、当日限り有効です。ただ、基本的には運行が正常に戻った段階で振替輸送は解除されますので、例えばもし具合が悪くて駅舎内に長く滞在していて、その間に復旧作業が完了し、(振替輸送が)解除されていたとしたら、改札口を出るときに駅員から説明を求められることはあるかもしれません。ただしこの解除時間に関してはケース・バイ・ケースなので、状況を見て判断ということになりますが」
なるほど、ありがとうございました。常識的な判断で考えればわかることも多かったとはいえ、あらためて確認することができたのはタメになりました。なんにせよ、ルールやマナーを守らないと怒られてしまいますので、気をつけましょう(セコイことを妄想するのはもうやめます)。
(根岸達朗/プレスラボ)
【関連リンク】
JR東日本
今回、お話を聞いたJR東日本さんのウェブサイトです。いつも電車、乗ってますよ。
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振替輸送でレンタルサイクルなんてのも面白そうな気がしました!










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