1. COBSキャリア
  2. コブス横丁
  3. ネコのフンがコーヒーに? 幻の「ジャコウネココーヒー」とは?

perfumeからオバマ大統領までみんなに読んでほしい

今日の記事

| メイン |

今日の
ライター:
小川 たまか小川 たまか

ネコのフンがコーヒーに? 幻の「ジャコウネココーヒー」とは?

ネットをうろついていたところ、“幻のコーヒー、「ジャコウネココーヒー(別名=コピ・ルアック)」が都内のコーヒー専門店で限定提供中”という記事を見つけた。ジャコウネココーヒー? 何それ?と読んでみたところ、なんと、ジャコウネコというネコのフンに混じっている豆を利用したコーヒーなのだそう。

ジャコウネコは東南アジアやアフリカなどに生息するネコ目マングース科の動物で、大好物はコーヒーの実。食べたコーヒーの実が、独特のにおいを持つジャコウネコ(漢字で書くと『麝香猫』)の体内で発酵することにより、豆に独特の香りがつくのだとか。フンに混じっているとはいえ、使用されるのはまれに混じる未消化豆のため、殻でおおわれた状態。焙煎(ばいせん)する際は殻から取り出すので「安心!」らしいですよ。

ちなみに値段は1,800円とのこと。そんな高いコーヒー、これまで飲んだことがない。これまで飲んだコーヒーで一番高かったのでも恐らく800円くらい。希少価値が高いゆえのお値段とのことで、ビックリですが、それだけおいしいのでしょう。期待がふくらみます。

「ジャコウネココーヒー」が飲めるのは、谷中(やなか)の喫茶店「満満堂」(まんまんどう)。店内に入ると、休日ということもあってほぼ満席。一つ空いたカウンター席に座ると、一人で切り盛りしている店主さんが「本日おすすめのコーヒー」を説明してくれる。もちろん、一番のおすすめは限定のジャコウネココーヒーだったが、ほかにも世界各国のコーヒーがズラリ。

本格的なお店なんだな~と思いながら出されたお水を飲むと、これがおいしい。到底グルメとは言えない私の舌でもわかるくらい、ほのかに甘くおいしい水。これはコーヒーも期待できるはず! 朝食も昼食も食べずに訪れたことをちょっと後悔しました。だって、コーヒーって食後に飲むのが一番おいしいもの(私にとっては)。きっとおいしいに違いないジャコウネココーヒーを万全のコンディション(=満腹状態の10分後くらい)で飲みたかった……。

などともんもんとしていると、店主さんが「すみません、よろしいでしょうか」と言います。「こちらが豆です」とわざわざ焙煎する前の「ジャコウネココーヒー」と、ひいた後の豆のにおいをかがせてくれた。頼んだ人へのサービスらしい。焙煎する前のものはまだコーヒーの香りがせず、土のようなにおいの中に苦い香りが少し。焙煎した後は、いつも飲んでいるコーヒーよりも甘く感じられます。甘い香りと苦い香りが何層にもなったような複雑な感じ……。

さらに5分ほど待って、ついに出てきたジャコウネココーヒーが出てきました。店主さんが「飲み終わった後でカップに残る香りもお楽しみください」とニッコリ。早速いただきます! ゴク!

思ったよりもスッキリとした飲み心地です。でも、とにかく香りが強い! 3口目で香りの強さにクラクラしてきたので、ゆっくり、1滴ずつ舌にのせるようにして飲んでみた。……ウマー! この豊潤な香りは。この奥深さは。よくわからないけど、なんだかすごい。「おいしいね」と隣の人に話しかけたかったが、知らない人だったので心の中で10回くらい「これは非常においしいコーヒーだ」と呟きました。

満足してお会計をお願いすると、店主さんが出したのはマスク。「今日一日は口の中に残る香りを楽しんでください」ということらしい。粋だ! しかし、これは同時に「今日一日は何にも食べない方がいいよ」という、注射後の「今日一日は運動しないでください」に似た戒めでもある。やっぱり、何も食べずに訪れたことを後悔しながら帰りました。

……この後で焼き肉を食べてしまいましたが、ジャコウネココーヒーがおいしかったことは本当です。

※ 店内撮影禁止のため、画像はイメージです。

(小川たまか/プレスラボ)

【関連リンク】

幻のコーヒー「ジャコウネココーヒー」-谷中の店で限定提供、残り280杯(上野経済新聞)
こちらの記事を読みました。隣に座っていたカップルも、「上野経済新聞を見て来ました」と言えってました

カップ麺をお湯以外のものをかけて食べてみた
コーヒーでも試してみました

コメント&トラックバック



注目

PRODUCED BY プレスラボ

  1. COBSキャリア トップページ
  2. 現状を分析
  3. コブス横丁
  4. ネコのフンがコーヒーに? 幻の「ジャコウネココーヒー」とは?
姉妹サイト