今日の
ライター:
根岸 達朗
根岸 達朗
飲み会の席で一躍ヒーローになれるのが「一発芸」だったりするわけですが、そうとはいってもモノマネや手品など、よくあるものに収まっていたのでは、なんだかパンチがなくて物足りないですよね。
そこで、まだ誰も見たことがないような卓越した「一発芸」を探るべく、CDジャケットや雑誌のデザイン、音楽レーベル運営など、クリエイティブワークを幅広く手掛ける「TOKYOHELLOZ」代表の加藤淳也さんにお話を聞きました。
「そうですね、僕が考えたのは腹踊りならぬ『腹踊らぬ』という芸ですね。腹踊りはその名の通り、腹に顔を描いてそれを皆に見せるという芸ですが、『腹踊らぬ』は皆に見せない。腹に顔は描いてあるが、見せずに、そこにどんな顔が描かれているかを考えてもらうという」
――ほお、すごいですね。
「相手の想像をかき立てるという意味では立派な芸として捉えられます。あとは『二発芸』とか。今の時代、一発芸は古いので二発にしてみる。つまり二段落ちの構えですね。二発を持ってして一発の衝撃を与えるという」
――そうなってくると、もう何発でもいけるんじゃないですか?
「ええ、五発芸とか百発芸とかでもいいわけですよ。一発の衝撃が与えられればね。他にもいろいろとありますよ。たとえば「なんでも褒める芸」という。これは何をされても相手を褒めるという、ちょっとMっぽい芸ですけどね。たとえ枝豆を投げつけられても『腕の振りがいいね』とか、褒めるんです」
――なるほど。人間的にも成長しそうです。
「そうです、モテにも通じます。ただ飲み会で一発芸をすることでモテようと思ってるような人はあまり信用できませんけどね(笑)」
――たしかに、人の魅力って「一発芸ができる」ということだけじゃないですよね。シャイな人もいますし。そういう意味では「無言芸」なんてのもいいんじゃないですかね。なにも喋らず、相手に意志を伝えるという。
「あーいいですね。無言の説得力も魅力的じゃないですか。あとは逆に、つまみの名産地、市場価格、味わいまで、なにを聞かれてもすべてを説明することができる『説明芸』というのはどうでしょう?」
……尽きることはない斬新な一発芸の数々。みなさんはなにか参考になるものがあったでしょうか。既存にあるものを逆手にとって面白くする力が、本当の一発芸ならぬ「自分芸」を作り上げるのかもしれません。私も日々精進したいところです。
(根岸達朗/プレスラボ)
【関連リンク】
編集部より
あんまり実用性なくてすみません。でも、一見バカバカしいようで、やっぱりバカバカしいのがライター根岸さんの魅力です。ご理解を。
宴会芸.com
自分のキャラに合ったものを選ぶと良いと思います
TOKYOHELLOZ
加藤淳也さんが代表をつとめるクリエイティブクルーです(じつは私も参加してます)










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