今日の
ライター:
吉住 夏樹
吉住 夏樹
転職すると決めたはいいですが、現在の会社に退職を切り出すタイミングはいつがベストなんでしょうか? 誰にいうのが一番いいの? 気になりませんか、そこのところ。
転職先を探すことはもちろん、転職前の気配りだって重要! でも、その気配り法を誰にたずねてよいのやら……。そこで今回は、20代転職経験者さんたちの「転職前のありがちな失敗談」とともに、その解決法をキャリアコンサルタント、細田咲江さんに聞いてみました。
【失敗談1】
必死で転職先を探しているなか、上司からの『お前の今後の目標は?』という問いに思わず『辞めます』と答えてしまった。その日から、なんとなく社内に居づらくなってしまったことはいうまでもなく……(元広告代理店/26歳)
さっそくこの失敗例を細田さんにぶつけてみました。
「退職を申し出る一番安全なタイミングは、転職先から内定をもらった時。悪い事例として、先に転職の意思があることを上司に伝えたら引き止められてしまい、転職したいのに辞められなかったというものがあります。もちろん、応援してくれるケースもありますが、そうならなかったときの危険性を考えて、退職の申し出はできれば転職先の内定後、それも慎重に行うことをオススメします」(細田さん)
【失敗談2】
――転職しようかどうか迷っていることを仲のいい先輩に相談。その後、先輩に相談していた内容が、社内へ筒抜けになっていたことが判明! 相談するんじゃなかった(元出版社/25歳)
「転職を相談する相手としては、信頼できる先輩で、なおかつ部署が違う方がいいのではないかと思います。部署が違うことで、第3者としてあなたの考えを判断してくれます。それに万が一、話が漏れてしまったとしても、あなたの直属の上司へ話が伝わる危険も多少は回避できるのではないかと思います」(細田さん)
【失敗談3】
――無事に転職先が決まったので、退職する意思を上司に報告。すると『このタイミングでいうなよ!』といわれてしまった。どのタイミングでいってほしかったのよ?(元公務員/29歳)
「これはタイミングではなく、切り出し方が問題だったのでは? 上司は誰しも、部下の『辞めます』発言に敏感。つまり、『退職』とは非常に刺激の強い一言なのです。そこで切り出し方として、『ご相談したいことがあります』としてみてください。すると上司は相談される側として、話を受け入れやすい状態になります。また、そう切り出すことで、上司の『これから君に●●を任せようと思っていた』という、あなたへのプランを知ることができるかもしれません。その内容によっては、転職計画を見直すこともできますよ」
そして最後に「転職先が決まり、上司にも退職の旨を無事に伝えたら、現職場での『有終の美』を飾るように心得てください」と細田さん。
「転職での最大のNGは『十分な引き継ぎ作業をせず、中途半端な状態で辞めてしまうこと』です。転職活動がひと段落したら、現職場の方々が困らないように、現在あなたが受けている業務のマニュアル作成や先輩・後輩への引き継ぎ作業に集中しましょう。ここで有終の美を飾ることは、気持ちよく転職するためであり、今後の人間関係を良好に保つためでもあります。こうしたことから、現職場の方々が転職先でのいい取引先になってくれることもあるのです」
転職をする意思が固まったとき、その勢いで「会社を辞めます!」といってしまいたい気持ちはよ~くわかります。しかし、ここはひとつ社会人として、すっきりさっぱり気持ちよく転職するために、転職前の気配りも重視してみてはいかがでしょうか。
(吉住夏樹/プレスラボ)
【関連リンク】
ハナマルキャリアコンサルタント
今回お話をお伺いした細田咲江先生の事務所。講演や就職セミナーでもご活躍中です!
【円満転職のススメ】出戻り転職できる人ってどんな人!?
円満に転職できれば、こんなおいしい話もあるかもしれない
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「退職を申し出る一番安全なタイミングは、転職先から内定をもらった時。悪い事例として、先に転職の意思があることを上司に伝えたら引き止められてしまい、転職したいのに辞められなかったというものがあります。もちろん、応援してくれるケースもありますが、そうならなかったときの危険性を考えて、退職の申し出はできれば転職先の内定後、それも慎重に行うことをオススメします」(細田さん)
【失敗談2】
――転職しようかどうか迷っていることを仲のいい先輩に相談。その後、先輩に相談していた内容が、社内へ筒抜けになっていたことが判明! 相談するんじゃなかった(元出版社/25歳)
「転職を相談する相手としては、信頼できる先輩で、なおかつ部署が違う方がいいのではないかと思います。部署が違うことで、第3者としてあなたの考えを判断してくれます。それに万が一、話が漏れてしまったとしても、あなたの直属の上司へ話が伝わる危険も多少は回避できるのではないかと思います」(細田さん)
【失敗談3】
――無事に転職先が決まったので、退職する意思を上司に報告。すると『このタイミングでいうなよ!』といわれてしまった。どのタイミングでいってほしかったのよ?(元公務員/29歳)
「これはタイミングではなく、切り出し方が問題だったのでは? 上司は誰しも、部下の『辞めます』発言に敏感。つまり、『退職』とは非常に刺激の強い一言なのです。そこで切り出し方として、『ご相談したいことがあります』としてみてください。すると上司は相談される側として、話を受け入れやすい状態になります。また、そう切り出すことで、上司の『これから君に●●を任せようと思っていた』という、あなたへのプランを知ることができるかもしれません。その内容によっては、転職計画を見直すこともできますよ」
そして最後に「転職先が決まり、上司にも退職の旨を無事に伝えたら、現職場での『有終の美』を飾るように心得てください」と細田さん。
「転職での最大のNGは『十分な引き継ぎ作業をせず、中途半端な状態で辞めてしまうこと』です。転職活動がひと段落したら、現職場の方々が困らないように、現在あなたが受けている業務のマニュアル作成や先輩・後輩への引き継ぎ作業に集中しましょう。ここで有終の美を飾ることは、気持ちよく転職するためであり、今後の人間関係を良好に保つためでもあります。こうしたことから、現職場の方々が転職先でのいい取引先になってくれることもあるのです」
転職をする意思が固まったとき、その勢いで「会社を辞めます!」といってしまいたい気持ちはよ~くわかります。しかし、ここはひとつ社会人として、すっきりさっぱり気持ちよく転職するために、転職前の気配りも重視してみてはいかがでしょうか。
(吉住夏樹/プレスラボ)
【関連リンク】
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