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梅田カズヒコ梅田カズヒコ

元芸人に聞いた。すべらない話をするコツとは?

2004年の放送開始から現在に至るまで大人気の「人志松本のすべらない話」シリーズ。面白い話をすることのプロである芸人さんたちが、自分の体験談の中から「すべらない話」を披露するというもの。同じ話なのに何度聞いても面白いですよね。完成された話芸が楽しめる番組です。

で、僕は思ったのです。プロの芸人さながら…と言わずとも、面白い話が次々とできるようになれば、女の子にもモテるし、仕事もうまくいくんじゃないでしょうか。面白い話をするコツっていったいなんでしょう? 元芸人のUさんに伺いました。

面白い話をするコツって?

「まず、大前提として、面白い話をするには、面白い体験をたくさんする必要があったり、面白いことをたくさん知っていることが必要でしょう。つまり、その場に合った面白い話ができるかどうかは、その人の知識量にかかっていると言っても過言じゃないです」

テレビに出ている芸人さんも、確かにマニアックなことをたくさん知っていたりしますもんね。でも、一から勉強するのは大変なので、ちょっとしたことに気をつければもっと話が面白くなるような、コツはないでしょうか?

「まず、話というものは『フリ』と『オチ』に分かれますよね。一般に、『フリ』と呼ばれる部分は短く簡潔にまとめたほうが良い、と言われております。フリが長ければ長いほど、この話のオチはすごく面白いんじゃないか、という期待値があがりますからね。芸人がよく話す『ハードルがあがる』というやつです。人間は不意打ちに弱いので、さりげなくトークを始めるのもコツでしょう」

なるほど。勉強になりますね。では、オチは何かありますか?

「その話のどこをオチに持ってくるか? というのは、すごくセンスが問われるのでアドバイスが難しいです。ですが、オチの部分も含めて、話に自分なりの視点が入ると、話の価値が上がるんです」

うーん、具体的にはどういうことですか?

「たとえば、『すべらない話』ですと、番組レギュラーの宮川大輔さんは、聞いたこともないような擬音を取り入れて話にテンポを持たせています。これで、オチの部分を強くさせている。松本人志さんの場合は、話のフリの部分がすごくミステリアスで、このあとこの話はどこに向かうんだろう? とみんなに思わせることが得意です。ところがオチでは、急に日常的な視点に戻ったり、幼稚なエピソードになる。この落差が笑いにつながる、という特徴があります。このように、芸人さんにはそれぞれの特徴があって、自分の特徴をエピソードの中に盛り込むことが、面白い話のスペシャリストになる近道でしょう」

すべらない話に出ている芸人さんたちには遠く及ばなくても、職場で一番面白い話ができる人になりたいですよね。僕も自分なりの個性を持って「すべらない話」に挑みたいと思いました。

(梅田カズヒコ/プレスラボ)

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