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ニートの友達に、ニートになった理由を聞いてみた

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「ひきこもる若者たち、100万人」というキャッチコピーで、「ひきこもり」が注目をあびるきっかけを作った佐野環さんのベストセラー「社会的ひきこもり 終わらない思春期」から10年。以前ほど「ひきこもり」は注目されなくなりましたが、代わりに「ニート」「フリーター」「ネット難民」の問題がマスコミを賑わすようになりました。

実は、筆者の高校の時からの友達の佐野君もニートとひきこもりの中間のような状態となっています。単刀直入に「どうしてニートになったのか」 聞いてみました。

・ 何故ニートになったのか?

「何となく気分じゃなかった」という理由で佐野君は就職活動をまったくしなかったといいます。そのまま大学を卒業、現在(25歳)になるまで一度も働いてこなかった。要するに、佐野君がニートになった理由は就職活動をしなかったから。確かに、就職活動をしなかった人のすべてが就職できないわけではないのでしょうが、やらないよりはやった方がいい。正直、「甘えているんじゃないか」とも思いましたが、彼が深刻そうにつぶやいた下の発言を聞いて胸が痛くなりました。

・好きでなったわけじゃないんだ! 「今のオレの状況はただのニートだろうけど好きでなったわけじゃない。恥ずかしい、情けない状態が今のオレの姿。なるべく隠したい」
この発言は、「自分では何故ニートになったと思う?」と質問した時の佐野君の反応です。ニート支援の一番の難点は、一口にニートと言っても働かない理由は様々なことなのだそう。彼の場合は何も考えていない気楽な思いでニートをカジュアルに楽しんでいるわけではないようです。

・ 彼女いない歴と、年齢が一緒 佐野君は付き合った人はいません。……って、これは関係ないですよね。ただでさえ苦しんでいる友人を追い詰めても仕方ないのですが一応情報として。童貞だそうです。

・もしまわりにニートがいたら… ハローワークに通うことをおすすめしましょう。ハローワークは仕事を紹介するだけなく、就労支援といって、履歴書の書き方、面接の指導といった就職するための具体的なスキルも学べます。また、どんな仕事についたらいいのかわからない、働くことが不安な場合でも専門のカウンセラー相談に乗ってくれるそうです。

ところで、日本には仕事の種類が約3万職種あるそうです。そう言われると、何か一つくらいできそうな仕事がありそうになってくるのは僕だけでしょうか? その中の一つを佐野君が選んでくれる日が来ればいいと願っています。

(山名 隆/プレスラボ)
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