12月11日より公演される舞台『座・ALISA Reading Concert 喜歌劇「天国と地獄」オッフェンバック原作より「12月25日、雪」~天国と地獄~』の制作発表記者会見が22日、都内で行われ、観月ありさ、松下由樹が出席した。

左から観月ありさ、松下由樹

観月ありさが旗揚げした劇団「座・ALISA」の第1弾となる同公演。作曲家ジャック・オッフェンバックの喜歌劇『天国と地獄』をベースに日本のクリスマスに起こった悲喜劇の物語へとリライトし、大人の愛の中に忘れ去られたピュアな愛、女性讃歌をリーディング・コンサート作品として披露するという。

そんな同公演の制作会見に、観月ありさと松下由樹が登壇。観月は「かなり前から何かプロデュースしたいと思っていました。お芝居の演出や映画など色々考えましたが、去年に歌手デビュー25年を迎え、自分で言うのも何ですが、良い曲が多いのでコンサートという形で歌えないかと思いました。歌だけでなく、お芝居も入れて混合みたいな新しい形の舞台ができないかと思い、今回旗揚げさせてもらいました」と同劇団の旗揚げ理由を説明した。

観月とはドラマ『ナースのお仕事』(フジテレビ系)以来の共演となる松下は「今までは先輩と後輩のイメージが強いと思いますが、今回は大人のドラマチックな作品になっているので、また新しい一面を観ていただきたいですね。ありさちゃんが旗揚げした公演が成功できるようにやれることはやりたいと思います」と意欲。一方の観月は「座長なので、多少無理難題を言うかも(笑)」と脅かすと、松下は「なるべく応えられるにように頑張ります(笑)」と上手く受け流していた。

制作発表が行われた日は、いい夫婦の日(11月22日)で、この日に俳優の和田正人と女優の吉木りさが結婚を発表。和田と兄弟役で共演したことがある松下は「いい夫婦の日にご結婚されておめでごうございます。末永くお幸せ」と祝福し、既婚者の先輩である観月は「2人で楽しいと思える時間をいかに作れるかじゃないですかね。お互い仕事をしていれば、時間がすれ違わないように一緒の時間を増やすことです」と夫婦円満の秘けつについてアドバイスを送った。

『座・ALISA Reading Concert 喜歌劇「天国と地獄」オッフェンバック原作より「12月25日、雪」~天国と地獄~』は、東京公演が12月11~13日に東京・天王洲 銀河劇場、大阪公演が12月20・21日に大阪・サンケイホールブリーゼにてそれぞれ公演される。