東京急行電鉄は21日、池上線旗の台駅のホーム屋根を木造駅の雰囲気を踏襲したデザインに変更する事業「木になるリニューアル」に今月から着手すると発表した。

リニューアル後の池上線旗の台駅ホーム(イメージ)と、現在の池上線旗の台駅ホーム

「木になるリニューアル」は、東京・多摩地区で育った木材を使用し、老朽化したホーム屋根を温かみのある木造ホーム屋根として建替える事業。あわせてホーム待合室などの改修も予定しており、2019年春頃の完成をめざす。着工時期は未定だが、今後は駅舎を改修する予定もあるという。

東急電鉄が多摩産の木材で駅をリニューアルするのは、2016年12月に完成した戸越銀座駅に続いて2例目。戸越銀座駅ではホーム屋根の建替えと延伸、駅舎内外装の改修、トイレの建替えなどを実施し、グッドデザイン賞など数々の賞を受賞している。