21日放送のテレビ東京系バラエティ番組『チマタの噺』(毎週火曜24:12~25:00)のVTRで、小学校3年生の男の子がドラえもんのひみつ道具「どこでもドア」について独自の見解を示し、司会の笑福亭鶴瓶(65)を感動させた。

笑福亭鶴瓶

この日のゲストは俳優の佐藤二朗(48)。スタジオでは、東京・渋谷の小学生向けプログラミングスクール「Tech Kids School」の様子が流れ、その取材に応じたのがこの9歳の少年だった。

ロボットを発明することが夢でプログラミングスクールに通いはじめ、「人に役立つものを作る」「なるべく実現できるもの」と具体的な目標も掲げる少年。「ドラえもんが持っている『タイムテレビ』ぐらいなら近いうちに実現できるかもしれません」と未来を予想したことから、番組スタッフは「できれば私、どこでもドアがほしいんですけど」と問い掛けた。

少年は「ハハッ!」と笑い、「それはもうしばらくしないと無理です。あと100年ってところでしょうか」と推測。「どこでもドアが世間に広がれば鉄道会社、自動車会社、遠距離で行く時のものは全てなくなりますよ。そしたらその会社はどうなります?」と投げかけ、「赤字になって潰れて、大勢の人が無職になって都会はヤバイことになりますよ」「どこでもドアがあったら、自動車などの企業に大きな被害をもたらすということです」と冷静な分析を披露した。

VTR明け、鶴瓶は「なんやねん! すごい!」と感動し、番組スタッフに「これから追って行け! あの子」「ちゃんと確保しときや!」と指示。一方の佐藤も「すごいですね! ちょっとびっくりしました」「本当はサバよんで30歳ぐらいなんじゃ……」と将来性を感じている様子だった。