日産自動車は21日、「セレナ NISMO」を発売した。2016年8月にフルモデルチェンジしたミニバン「セレナ」に、NISMOが持つ技術を惜しみなく注入。「セレナ」自体の特徴である、家族全員でロングドライブを楽しめる使い勝手の良さや快適性を損うことなく、「迫力のスタイリング」と「爽快なドライビング」を実現した。

日産自動車が「セレナ NISMO」を発売

エクステリアはNISMOらしい精悍でスタイリッシュなデザインとするとともに、専用設計のフロントバンパーやリヤスポイラーなどを採用して空力性能を向上。インテリアはエクステリアと同様、NISMOのアイコニックカラーであるレッドアクセントを随所にあしらうなど、ドライバーの気持ちを高揚させるスポーティな演出を施した。ボディカラーは4色のNISMO専用ボディカラーを含む7色をラインアップしている。

「セレナ NISMO」インテリア

専用のボディ補強やサスペンションチューニングなどにより、高速走行でも安心できる高い安定性と気持ちの良いハンドリングを実現。専用チューニングコンピューター(ECM)と専用スポーツチューンドマフラーにより、NISMOならではの気持ちの良い加速フィーリングも実現した。なお、ベースとなった「セレナ」は、高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」を採用するモデルとなる。

NISMOロードカーは、2013年2月発売の「ジューク NISMO」を皮切りに、「マーチ NISMO」「ノート NISMO」「フェアレディZ NISMO」「NISSAN GT-R NISMO」へとモデルを拡大し、今回はより多くの人にNISMOブランドの魅力を体感してもらうため、「セレナ NISMO」を発売するとのこと。「セレナ NISMO」の価格は341万9,280円(税込)。

「セレナ NISMO」車内・外観イメージ