レクサスは20日、新型車「LS」の受注台数が10月19日の発売から1カ月にあたる11月19日時点で約9,500台(月販目標台数は600台)となり、好調な立ち上がりと発表した。

レクサス「LS500h "version L"」(オプション装着車)

5代目となる新型「LS」は、なめらかでパワフルな走りや静粛性・快適性などの特徴はそのままに、レクサスのFRラインナップの基礎となる「GA-Lプラットフォーム」の導入によって低く構えたスタイリングを実現。これまでの4ドアセダンとは一線を画す、斬新なクーペシルエットとなっている。

パワートレーンは圧倒的な静粛性とフラットなトルク特性を生かした爽快な加速フィーリングを両立するV型6気筒3.5Lツインターボエンジンと、ハイブリッドシステムに有段ギヤを組み合わせた独自の機構で低速から力強い駆動力を生み出しパワフルな走りを実現したV型6気筒3.5Lマルチステージハイブリッドシステムを採用する。今回の発表によると、受注台数約9,500台のパワートレーン別内訳は、ハイブリッド車「LS500h」が約6,800台、ガソリン車「LS500」が約2,700台だという。

おもな好評点として、「GA-Lプラットフォームを基に6ライトキャビンデザインを採用するなど、これまでの4ドアセダンとは一線を画す、走りを予感させる斬新なクーペシルエット」「運転に集中できるコクピットと日本の美意識を基に、深みのあるエレガントな仕立てを実現したくつろぎの空間」「『LS』のDNAである静粛性と快適性を継承しながら、エモーショナルな走りを実現するために追求した操舵応答性、操縦安定性、気持ちの良い運転操作のリズム」「先進の予防安全技術や高度運転支援技術『Lexus CoDrive』をパッケージ化し、大型ヘッドアップディスプレイなどにより、直感的にわかりやすく支援状況を通知する『Lexus Safety System + A』」が挙げられている。