厚生労働省と文部科学省はこのほど、「2017年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査」(10月1日現在)の結果を発表した。

大学生の就職内定率、過去最高の75.2%

大学(学部)の就職内定率は前年同期比4.0ポイント増の75.2%と、2000年3月卒の調査開始以降、同時期で最高を更新。このうち国公立大学は同5.7ポイント増の73.3%、私立大学は同3.3ポイント増の75.7%となった。

大学等卒業予定者の就職内定状況調査(出典:厚生労働省Webサイト)

男女別にみると、男子大学生の就職内定率は同5.2ポイント増の74.5%、女子は同2.4ポイント増の76.0%。国公立大学では、男子が同7.3ポイント増の73.8%、女子が同3.8ポイント増の72.7%、私立大学では、男子が同4.5ポイント増の74.7%、女子が同2.0ポイント増の77.1%となった。

文系・理系別では、文系は同3.0ポイント増の74.4%、理系は同7.9ポイント増の78.6%となった。

地域別では、関東地区の就職内定率が最も高く、同0.1ポイント増の79.8%となった。

短期大学は同2.2ポイント減の39.4%。高等専門学校は同1.3ポイント減の94.4%、専修学校(専門課程)は同1.2ポイント減の55.0%となった。