俳優の渡辺いっけいが、フジテレビ系月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(毎週月曜21:00~)で、きょう20日に放送される第5話から最後のレギュラーキャストとして登場する。

渡辺いっけい=フジテレビ提供

主演の篠原涼子演じる平凡な主婦・佐藤智子が新米ママさん議員となり、世にはびこる社会問題と腐った政治をぶった斬る同作。渡辺が演じるのは、市役所の福祉課長・富田恭一役だ。

富田は、一見まじめ一筋の職員だが、古田新太演じる市議会のドン・犬崎議員と通じる空気を漂わせているキャラクター。いい人間なのか、悪い人間なのか分からない役づくりで、鎖がついているメガネをかけており、「(アルプスの少女ハイジに出てくる)ロッテンマイヤーさんみたいなイメージ、わかります? つけてみると『意外と使える!』と思いました」と手応えを語る。

また、渡辺は「(古田は)大学の後輩ですし、劇団☆新感線で一緒だったというつながりがありますので、2人が醸し出す、ちょっとしたやりづらさなどが出るのも面白いかもしれないな」と構想。だが、「古田に『おい!』って言われるシーンとか、何とも言えない気持ちになりました」と本音を吐露した。

見どころについては「第5話から後半にむけてドラマの雰囲気ががらっとかわりますが、今までの空気が好きだった人も見続けてほしいと思います。篠原さん演じる智子が、どう変わっていくか見てほしいですね」と予告している。

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