Razerは11月17日、FPSプレイヤー向けマウス「Razer Basilisk」とワイヤレスマウス「Razer Atheris」を発表した。ともに11月25日から発売する。価格(税別)は「Razer Basilisk」が8,800円前後、「Razer Atheris」が6,800円前後。

Razer Basilisk

Razer Basilisk

「Razer Basilisk」は、FPSプレイヤーをターゲットにした有線オプティカルマウス。ゲーマーから高い評価を得ているゲーミングマウス「Razer DeathAdder Elite」などと同じ「5G True 16,000 DPI オプティカルセンサー」を採用。正確かつ高速なトラッキング環境を提供する。

スクロールホイールには、回転させる際に指にかかる負荷を調整する機能を搭載。好みに応じて負荷を高くしたり低くしたり調整できる。スイッチには5,000万回の耐久性がある「Razer メカニカルマウススイッチ」を使用する。

一時的にDPI感度を下げて照準を合わせやすくするクラッチパーツが付属。このクラッチは脱着・交換が可能で、手の大きさやマウスをグリップのスタイルにより好みのものを選択できる。クラッチを使用しない場合は、付属のラバーキャップを装着することで使用しないようにもできる。

押し込むことでマウス感度を一時的に変更可能できるクラッチパーツ

ボタン数は8個。ユーティリティソフト「Razer Synapse 3(Beta)」を使うことで、ボタンのカスタマイズ / 使用表面に合わせたキャリブレーション / Razer Chroma ライティング・エフェクト / プロファイルの保存などが行える。

ポーリングレートは最大1,000Hzで、125 / 500 / 1,000Hzから選択可能。対スピード性能は450インチ/秒。本体サイズはW75×D124×H43mm、重量は約210g。対応OSはWindows 7以降、OS X 10.9以降。

Razer Atheris

Razer Atheris

「Razer Atheris」は、Bluetoothに加え、専用レシーバーを用いてのワイヤレス接続をサポートするコンパクトマウス。専用レシーバーを使うことで、独自のワイヤレス技術「アダプティブ・フリークエンシー・テクノロジー(ATF)」による低遅延で信頼性の高い安定した接続が可能となる。

トラッキングセンサーには、7,200DPIの高性能オプティカル(光学式)センサーを採用。ボタン数は5個で、「Razer Synapse 3」を使うことで各ボタンのカスタマイズも行える。電源には単3形乾電池×2本を使用し、最大350時間の連続使用をサポート。

ポーリングレートは最大1,000Hzで、125 / 500 / 1,000Hzから選択可能。対スピード性能は220インチ/秒。マウスの本体サイズはW62.8×D99.7×H34.1mm、重量は約66g。レシーバーの本体サイズはW12×D19×H4.5mm、重量は1g。対応OSはWindows 7以降、OS X 10.9以降。

最大長は約10㎝、重さは約66gと、ゲーミングとしては比較的小型のマウスだ